世間は投資ブームだが…老後資金の不足「投資で補う」という発想はキケン。最も安全なのは〈とにかく働く〉〈できる限り厚生年金に加入する〉という選択肢【経済評論家が解説】

世間は投資ブームだが…老後資金の不足「投資で補う」という発想はキケン。最も安全なのは〈とにかく働く〉〈できる限り厚生年金に加入する〉という選択肢【経済評論家が解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

多くの人は、自分の老後資金に不安を抱えています。近年では、日本政府が投資による資産形成を提案・主導していますが、やはり老後資金は目減りのリスクを回避したいもの。自身の将来に向け、どのような設計を立てるべきでしょうか。経済評論家の塚崎公義氏が解説します。

働くことは、老後資金以外のメリットも大

サラリーマンは、定年後働くことで、収入面のみならず「生活のリズムが維持でき、社会との繋がりが維持でき、頭を使うことでボケの防止にもなり、社会貢献しているという満足感も得られる」でしょう。

 

専業主婦(夫)が働くことも、様々なメリットがあるでしょう。収入が得られる、社会との繋がりが広がる、といったメリットのみならず、「広義の保険」という意味でも重要です。配偶者の失業、死亡、配偶者との離婚等々の際には、自分が働いて収入を得ていることが大いに助かるはずです。

 

なお、正社員が結婚や出産を契機に仕事をやめる場合も多いですが、可能であれば正社員の身分を死守しましょう。短期的には家事代行やベビーシッターなど多額の費用がかかって「持ち出し」になるかもしれませんが、長期的に見れば生涯所得の面でも老後の年金の面でも圧倒的に大きなメリットがありますから。

 

本稿は以上ですが、資産運用等々は自己責任でお願いします。なお、本稿はわかりやすさを重視しているため、細部が厳密でない場合があり得ます。

 

 

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塚崎 公義

経済評論家

 

 

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