家の片付けで大量のゴミも…売却で老後資金に余裕
住み替えを決めてからは、戸建ての片付けと住まい探しを並行して行いました。
まずは2階の子ども部屋を中心に、長年ため込んだ荷物を整理。家具や家電、衣類などを処分し、必要なものだけに厳選。片付けと売却の準備には、3ヵ月ほどかかりました。
不動産会社に査定を依頼したところ、売却価格は約2,300万円。諸費用を差し引き、手元に残ったのは約2,200万円でした。
「本当にとんでもないゴミが出ました(笑)。でも、すごく身軽になりましたよ。それに、家を売って、老後資金に余裕ができたのもよかった。これから医療や介護にお金がかかるかもしれないですから」
武雄さんが特に安心したのは、もし将来、自宅で暮らすことが難しくなっても、施設に入るためのお金を確保できたということでした。
一方で、71歳という年齢もあり、賃貸住宅探しはそう簡単ではありませんでした。希望する物件があっても、高齢者だからと断られるケースも少なくありません。
最終的には、高齢者の入居実績がある単身用のマンションを紹介してもらい、入居が決まりました。駅から徒歩圏内で間取りは28平米の1K。家賃は月7万2,000円の“新しい我が家”です。
