「年金の振込日が待ちきれません」…〈年金月22万円〉73歳夫婦の切実な毎日。「かわいい孫を大歓迎」真夏の6日間の“重すぎる代償”

「年金の振込日が待ちきれません」…〈年金月22万円〉73歳夫婦の切実な毎日。「かわいい孫を大歓迎」真夏の6日間の“重すぎる代償”
(※写真はイメージです/PIXTA)

お盆に娘一家が帰省し、3世代家族そろって幸せな時間を過ごした73歳夫婦。美味しい食事に外食、孫が喜ぶレジャーと、財布の紐を緩めて「夏の思い出」を作りました。しかし、楽しい時間が終わった途端に2人を待っていたのは、次の年金振込日までの長い日々。「年金が毎月入ればいいのに」と漏らす夫婦の切実な家計事情とは。

「次の年金はまだまだ先」…お盆明け、カレンダーを見てため息

「年金の振込日まだかな……って、ついカレンダーを見てしまうんですよ」

 

田中さん夫婦の収入は、夫婦合わせて月22万円ほどの公的年金。ほかに収入はありません。マンションの住宅ローンは完済済みですが、管理費や修繕積立金、固定資産税などの住居費はかかり続けます。

 

決して余裕のある家計とはいえず、時々外食や1泊旅行をする程度で、贅沢はほとんどしていません。

 

定期預金は900万円ほどありますが、このお金には簡単には手をつけられないといいます。

 

「これは老後の最後の砦です。家の修繕もあるでしょうし、どちらかが入院するかもしれない。介護が必要になったら、もっとお金がかかるかもしれません。だから、普段の生活費が足りないからといって、ここから崩しちゃいけないと思っています」

 

そんな夫婦ですが、夏休みのお盆に娘一家が帰省してきたときには、つい大盤振る舞いをしてしまったといいます。

 

「遠くからせっかく来てくれたんです。親としておもてなしをしないわけにはいきません。家族が集まること以上の幸せなんて、ありませんから」

 

年金をできるだけ余らせて、コツコツ貯めてきた普通預金。そのお金も、小学2年生と4年生の孫のためになると、ついつい財布の紐が緩みます。

 

食事や外出など、滞在6日間に使ったお金は実に10万円を超えてしまったといいます。

 

「やっぱり“後遺症”は大きいですよ……。安い食材を探し歩いて、クーラーも控えめにして。お出かけや外食なんて、とてもしばらくはできません。孫の笑顔が見られたから後悔はしていませんけど、厳しいです」

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