裁判で露呈した、元不倫相手の衝撃的な供述
思い悩んだ末Iさんは、これまで彼のために負担してきた交際費用などの返還請求を思い立ちます。
返還請求を申し入れると、今度は彼の妻から弁護士を通じて「まだ不貞行為が続いているのか」という連絡が入りました。不貞行為など一切続けていないIさんは再び怒りに震えましたが、弁護士を立てて正式に交渉を開始し、事態は裁判へと発展していきます。
裁判の証人尋問の日、証人として出廷した彼から思いがけない言葉が飛び出しました。
「性行為はしたくなかったが、強要された」
確かにIさんは強気な性格です。しかし、彼は大真面目な顔で信じがたい嘘をつき続けたのです。
「結婚することも強要された」「この関係は継続する気はなかった」「大学時代から嫌いだった」
その言葉を聞いたIさんは、ショックのあまり倒れそうになります。本件の争点は不貞行為の有無やその評価、金銭請求の妥当性でした。法廷で平然と嘘をつく彼の振る舞いに激しい怒りがこみ上げる一方で、いまでも彼を好きな気持ちが消えない自分にも苦しめられています。
裁判には勝訴したものの、残されたのは人間不信
結果として、彼のついた嘘は裁判所に認められず、Iさんは裁判に勝訴しました。
しかし、裁判に勝ったからといって素直に喜べる結果ではありません。彼と妻が連携して自分を貶めようとした「チームプレー」(あたかも美人局の失敗劇のような出来事)に触れてしまい、Iさんは人間そのものが信じられなくなってしまったのです。
裁判によって彼の嘘は法的に見抜かれたものの、彼と妻はいまも仲良く同居生活を続けています。勝訴という判決を得たものの、Iさんの手元には決して消えることのない深い傷だけが残されました。
※プライバシーに配慮し、実際の相談内容から変更している部分があります。
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