妻のiPadに残されていた、ドイツ人男性との“動かぬ証拠”
医師のKさん(42歳)は、3歳年上のイギリス人女性・Bさんと結婚し、日本で幼い子どもと3人で暮らしていました。
平穏な日々を送っていたある日のこと。思いがけない形でBさんの不倫が発覚します。子どもがBさんのiPadで遊んでいたところ、「パパへんな写真ある」といって見せてくれたライブラリに、見知らぬドイツ人男性と遊園地で決めポーズをとるBさんの写真があったのです。
KさんがBさんに写真を見せると、Bさんは自身の不貞を自白。Kさんは職業柄か、細かいことまで気になってしまう性格で、ひたすらにBさんを問い詰めました。そのときの夫婦喧嘩は激しさを増し、ついにはBさんが警察へ通報。2人はそれぞれ警察署別室にわけられ、約6時間にわたり事情を聞かれ、Kさんは警察官にBさんとの別居を進言されました。
妻と子が突然“失踪”…警察も取り合ってくれず、法的措置へ
数日後。Kさんが自宅に戻ると、子どもとBさんの姿がありませんでした。翌日になっても、2人が帰ってくる気配はありません。
日本の外資系企業に勤務する妻がイギリスに帰るはずはないと頭ではわかっているものの、Kさんは動揺が隠せません。「子どもの連れ去りは違法なはずだ」「これは誘拐だろう」と警察に訴えましたがまったく取り合ってくれず、被害届は受理されませんでした。
そのため、Kさんは弁護士に相談。すると、家庭裁判所に「監護者指定・子の引き渡し」という審判があることと、緊急性が高い場合には「保全手続」という制度があることを知ります。
弁護士費用をできるだけ抑えたいと考えたKさんは、10件以上の法律事務所に問い合わせを行い、もっとも安い費用を提示した事務所に早速依頼。弁護士と相談し、保全処分をつけて家庭裁判所へ「監護者指定・子の引き渡し請求」の審判を申し立てました。
しかし、裁判所が「夏季休廷期間」に入ることから、初回期日が1ヵ月後に指定されたことにKさんは「それでは遅い」と再び激高。猛クレームをつけたところ、その弁護士は辞任してしまいました。
