東大卒・ゴールドマンサックス出身の投資家である小原正徳氏は、年収300万円から“億り人”になった人物の一人だ。彼は、まず「労働者脳」から脱し、給料以外でお金を稼ぐ方法を理解したうえで(1速ギア)、「投資家脳」をインストールする必要があると説く(2速ギア)。ただし、投資をするといっても、身近で見知った企業に投資していては資産は増えない。アクティビストとして知られる旧村上ファンドは、地方銀行や百貨店といった、市場で“終わった産業”と見なされる株をあえて大量に売買しているという――。本記事では、同氏の著書『世界の超富裕層がしている 「最初の1億円」の作り方』(KADOKAWA)より、旧村上ファンドの事例を通じて、「株式投資」で勝ち上がる方法を解説する。
「良い株」探しはAIに任せる
企業の財務報告書(PDF)は、宝の地図であると同時に、素人には解読困難な暗号文でもある。しかし、AIという名の最強の解読器を使えば、その暗号は一瞬で解ける。企業のIRサイトから最新の決算短信PDFをダウンロードし、AIにこう命じよう。
「この決算短信PDFを読み込んでください。あなたは、日本の〇〇業界を専門とする、厳しい目で知られるトップアナリストです。この企業の『強み』『弱み』『機会』『脅威』(SWOT分析)を、具体的な記述を引用しながら、箇条書きで指摘してください」
AIは、人間が見落としがちな細かな記述や、数字の裏にあるニュアンスまで読み解き、あなただけのインサイトを提供してくれるだろう。
小原 正徳
株式会社不動産科学研究所 代表取締役
投資家・事業家/不動産鑑定士/宅地建物取引士
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株式会社不動産科学研究所 代表取締役
投資家・事業家/不動産鑑定士/宅地建物取引士
東京大学文学部(思想文化学科)卒業後、ニートになる。時給1,000円のアルバイトから社会人生活をスタートするも、入社した会社を3年で退職。再び無職となり、不動産業界への転身を志して資格試験の受験勉強に専念する。試験合格後、不動産会社に転職し、管理の現場でスナックのママのクレーム対応などに追われる日々を経験する。
その後、金融機関や不動産ファンド向けのコンサルティング業務に携わり、ゴールドマン・サックスの不動産運用部に転職。会社員として働くかたわら、手元資金100万円から投資を開始。本業と副業の収入を積み上げながら資産形成を進め、独立。国内外の富裕層と多く交流しながら、現在は純資産10億円規模に到達。
「投資業界の健全な発展」を目指して、コミュニティやテクノロジーを活用した複数のプロジェクトを展開しながら、情報発信を行っている。
■YouTube: https://www.youtube.com/@koharamasanori
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連載ゴールドマンサックス出身の投資家が教える…「超富裕層」共通のお金の増やし方