「嘘だろ、この差はなんだ…?」年収750万円・45歳サラリーマン、定年退職時に直面する同僚との〈残酷な資産格差〉の理由【1級FPが解説】

「嘘だろ、この差はなんだ…?」年収750万円・45歳サラリーマン、定年退職時に直面する同僚との〈残酷な資産格差〉の理由【1級FPが解説】
(※写真はイメージです/PIXTA)

勤務先で導入される「企業型DC」。投資リスクを恐れて「前払い(給与上乗せ)」を選択し、コツコツ貯金に励む人は少なくありません。しかし、その選択が将来「1億円」もの資産格差を生むとしたらどうでしょうか。本記事では、同僚と同じ額を貯金しているつもりでも、知らず知らずのうちに資産が目減りしていた佐藤さん(仮名・45歳)と、制度を活用して「ほったらかし運用」をした同僚の事例をもとに、1級FPの桐山昌也氏が老後の明暗をわける「税制優遇制度」活用のメリットを解説します。

天才的なトレードは一切不要。「ほったらかしの長期積立」が資産を作る

1億円と聞くと、「株を売買する天才の世界」を想像するかもしれません。しかし、佐藤さんの同僚が行ったのは、毎月自動で投資信託に積み立てる「長期の積立投資」です。相場に一喜一憂せず「ほったらかし」にするだけで、本業やプライベートを優先しながら資産を築くことができます。

 

なお、「年利10%は高すぎて非現実的では?」という疑問を持つ人もいると思いますが、公的年金を運用する「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」のデータによると、過去10年間(2015年度~2024年度)の「外国株式」の実績は円安効果も相まって「年率+11.87%」となっています。つまり、年率10%前後の成長は十分に起こり得るのです。

 

もちろん投資に絶対はなく、一時的な下落リスクは伴います。しかし、長期視点で積立分散投資を続ければプラスになる可能性は高く、インフレが進む現代において「現金のみ」で放置するほうがむしろ大きなリスクといえます。

 

ご自身のDC配分を見直す、あるいは少額からNISAやiDeCoを始めてみる。そのほんの小さな一歩が、あなたの豊かな老後を実現するかしないかの分岐点なのかもしれません。

 

 

桐山 昌也

株式会社ライトオブライフ

代表/1級ファイナンシャル・プランニング技能士

 

[参考資料]

ふるさと納税ガイド「ふるさと納税の都道府県別「利用者数・利用率」と「平均寄附金額」を発表|2025年最新データ」

国民年金基金連合会「iDeCo(個人型確定拠出年金)の加入等の概況」

厚生労働省「令和6年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」

企業年金連合会「2023年度 企業型確定拠出年金実態調査結果」

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)「2024年度 業務概況書」

※プライバシー保護の観点から、相談者の個人情報および相談内容を一部変更しています。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録
会員向けセミナーの一覧