「お前には知られたくなかった」…年金月15万円・75歳父が母の指輪を握りしめ、震える声で息子に電話した夜

「お前には知られたくなかった」…年金月15万円・75歳父が母の指輪を握りしめ、震える声で息子に電話した夜

75歳の父は、母亡き後も身なりを整え、庭の手入れも欠かさず、安定した暮らしを送っているように見えていました。しかし、ある夜、息子のもとにかかってきたのは「金を貸してくれないか」という弱々しい電話でした。見えないところで進んでいた老後の困窮――その実情を見ていきましょう。

安定した生活を送っているはずの父から「突然の電話」

「親父は、一人になってもちゃんとしている」

 

都内在住の会社員・雄太さん(45歳)は、10年前に母を亡くした75歳の父・正雄さんの家を訪ねるたび、どこか安心していました。

 

郊外の古い一戸建て。母が亡くなった後も、庭の芝は刈られ、父の服にシワはなく、家の中も綺麗に片付いている。父の生活は安定している――雄太さんはそう信じて疑いませんでした。

 

しかし、ある夜、父から珍しく電話があり、震える声で「いくらか金を貸してくれないか」と言われたのです。

 

慌てて実家へ向かった雄太さんが目にしたのは、食卓に置かれた固定資産税の納付書でした。


「これが払えなくて……」

 

雄太さんが詳しく話を聞くと、驚くべき事実が発覚しました。父はここ数ヵ月、自分の趣味だったカメラやオーディオ、かつて母が着ていた洋服や雑貨まで、リサイクルショップに持ち込んで現金に替えて、やりくりしていたというのです。

 

「大した金額にはならないけれど、それでもちょっと足しにはなったんだ」

 

さらに父の手元には、母が大切にしていた18金の指輪が置かれていました。


「これだけは残しておきたい。だから、頼む。こんな状況、お前には知られたくなかったんだが……」

 

 

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