今回は、親族の呼び名を確認していきます。※本連載は、株式会社横浜クリエイションの取締役で、日本家系図学会の理事でもある岩本卓也氏の著書、『なぜいま家系図を作るべきなのか?』(エイ出版社)の中から一部を抜粋し、家系図を作ることで、どのようなメリットがあるのかを解説します。

6親等以内の血族、3親等以内の姻族の「呼び名」

今回は、個々の親類の呼び名を確認していきます。まずは配偶者側の親族を除いた、自分の「6親等以内の血族、3親等以内の姻族」です。法律的な呼び名や俗な言い回しなど、親類縁者の呼び名はさまざまあるので、一例と考えてください。

 

[図表]6親等以内の血族・3親等以内の姻族の呼び名

 

おじおばも、父母の兄姉か弟妹かで漢字の表記が変わる

気になるところとしては、父母の兄弟では、兄姉には「伯父」「伯母」の字が使われ、弟妹には「叔父」「叔母」の字が使われることでしょうか。

 

聞きなれないところでは、従兄弟(いとこ)の子供が「従甥(じゅうせい)」「従姪(じゅうてつ)」と呼ばれ、従兄弟の孫が「従姪孫(じゅうてっそん)」と呼ばれます。自分の祖父の甥は「従兄弟違(いとこちがい)」ですが、世代が違う自分の「従兄弟(いとこ)」の子供も同じく「従兄弟違(いとこちがい)」とも呼ばれます。

 

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