「健康」への投資の重要性
セカンドライフを楽しむためには、「健康」が土台となります。健康を維持することは、実は将来のお金の不安を減らすための、効果的な「投資」でもあるのです。
健康維持が最大の節約になる
健康を損なえば、医療費や薬代、介護費用がかかり、旅行や趣味を楽しむ気力も湧かなくなります。再就職も難しくなるでしょう。一方、健康であれば、医療費を抑えられるだけでなく、アクティブに活動でき、働く意欲があれば収入を得ることも可能です。健康であることは、経済的な安定と豊かな生活の基盤なのです。
お金をかけるべきは、定期的な健康診断と予防接種です。市区町村の検診制度を活用すれば費用を抑えられ、病気の予防、早期発見・早期治療につながります。一方、高額な健康器具、過剰なサプリメント、高級スポーツジムには必ずしもお金をかけなくてもよいでしょう。健康器具は結局使わなくなるケースが多く、サプリメントも効果が科学的に証明されていないものが多いのが現実です。
ポイント
■定期健診や予防接種にお金を使い、高額器具などは慎重に判断しよう
「ゼロで死ぬ」ことの現実的な難しさ
現実的に考えて、ぴったり「ゼロで死ぬ」ことを目指すのは非常に難しいと言わざるを得ません。最大の理由は、自分が「いつまで生きるか」を正確に知ることができないからです。平均寿命より早く亡くなる方もいれば、ずっと長生きする方もいます。
また、予期せぬ病気や事故、あるいは急な物価上昇など、人生には何が起こるかわかりません。ぴったり「ゼロ」を狙いすぎて、必要な時にお金が足りなくなってしまうという事態は避けたいものです。
最後まで豊かに生きるためのお金の残し方・使い方
大切なのは、「ゼロ」にこだわるのではなく、自分らしい豊かさを最後まで追求し、現実的なバランスを見つけることです。
まず、公的年金などの定期収入で、毎月の生活費がどの程度賄えるか確認しましょう。年金だけで十分なら、それ以外の資産は、より積極的に人生を楽しむために使えます。年金だけでは不足する場合は、不足分を補うために働いたり、資産運用したりしながら、資産を取り崩していく計画が必要です。
ポイント
■寿命や想定外の事態は予測不可能なので、現実的なバランスを重視しよう
■最低限の費用を確保した後は、心豊かに過ごすため、資産を計画的に活用しよう
川口 幸子
クラウドコンサルティング株式会社
代表取締役
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