賃貸だったら…よぎる後悔
最近、妻はこんなことを口にするようになりました。
「賃貸だったら、もう引っ越してたかもしれないね……」
マンションそのものに不満があるわけではありません。立地も設備も満足しています。 しかし、人の問題だけはどうにもなりません。
「購入前に周辺は何度も見に行きました。でも、どんな人が住むかまではわからない。今は、上階のお子さんが小学校に入って、家にいる時間が短くなったり、落ち着くのを待つばかり」
中村さんは苦笑します。最悪の場合は売却もできますが、せっかく手に入れた家。その判断は簡単ではありません。
マンションなどの集合住宅では、生活音をめぐるトラブルは珍しくありません。国土交通省のマンション総合調査(令和5年度)でも、居住者トラブルの第1位は「生活音」となっています。
中村さんは今、こう話します。
「もしもう一度買うかどうか選べるなら……もう少し慎重に考えたかもしれません」
どれだけ物件を調べても、実際の住環境は住んでみないと見えない部分もあります。また、住人の入れ替わりで環境が変わってしまうことも。持ち家か、賃貸か。 その選択は人それぞれですが、どちらを選んだとしても、どんなに下調べをしても後悔する可能性がある。それは心に留めておく必要がありそうです。
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