国際都市・オークランドで開催された「Japan Day」
2月22日(日)、ASBショーグランドにて「Japan Day」が盛大に開催されました。筆者の会社は今回もスポンサー企業として参加し、日本文化を紹介する一日となりました。
会場では、日本を代表する文化や食を体験できるさまざまな催しが行われました。和食や日本酒のブースをはじめ、茶道体験、生け花の展示、書道や折り紙の体験、浴衣の着付けなど、日本文化を身近に感じられる内容を数多く用意。
ステージでは日本舞踊、柔道、合気道、よさこい、和太鼓、さらにはコスプレパフォーマンスなど、多彩な演目が披露されました。
今回のJapan Dayは「おいしい」がテーマで、ラーメン、餃子、たこ焼き、日本式のパンのお店が出展。どこも行列ができ、アジア系移民のみならず、ニュージーランド生まれの人にも多い「和食ファン」が、さまざまな日本の味覚を楽しみました。
オークランドは福岡市をはじめとした日本各地の都市と姉妹都市であることから、日本の各都市の紹介展示ブースも設けられ、日本を知ってもらう貴重な交流の場となりました。
ビジネス分野のチャンスもある、各種イベント
そんななか、筆者はオープンホームの仕事をこなしつつ、夕方には顧客のご親族が出場するインド系コミュニティのサッカー決勝戦の応援に駆けつけました。
夕陽を浴びながら芝生のフィールドで応援し、そのあとは不動産の売却相談の商談です。サッカーを終えたご親族と合流し、そのまま住宅売却についての打ち合わせをし、商談を終えたのは夜8時半ごろでした。
Japan Dayの勢いもさることながら、インド系のコミュニティは規模が大きく、青年部門、子ども部門と分かれています。統計では移民数20万人以上ともいわれ、約2万人とされている日本人の移民との差はおよそ10倍です。
サッカーのフィールドには数えきれないほどの人数があふれ、Japan Dayの会場と同じくらい人数がいるのではと思うほどの賑わいでした。
決勝戦ということもあって会場は盛り上がっています。インドのダンスが披露され、インド料理が並び、会場はちょっとしたインドフェスティバルの様相でした。
このような各国のイベントは、オークランドの各地で開催されています。少し前は中国系の春節祝い、しばらくするとパシフィックアイランダーの祭りのパシフィカが始まります。
サマータイムの季節には、こうした民族文化の祭りが各地で開催されます。各地の文化交流を地元で開催する形式の経済的交流は、オークランド名物でもあります。
イベントを通じ、多くのビジネス分野が宣伝活動を行うため、不動産業界でもスポンサー活動を通して人とのつながりを広げています。趣味と仕事を兼ねた活動ではありますが、何よりお祭りそのものを純粋に楽しめるのが魅力です。
日本とニュージーランド「関係強化」のメリットも
南半球に位置するニュージーランドは、日本から飛行機で約10時間。貿易流通面では輸送コストがかかるため、アジア諸国との競争に負け、ニュージーランド産品の輸出が伸び悩む…という話も聞かれます。
現在は中東情勢の悪化という問題が長期化することで、日本のエネルギーや食糧に懸念が出てきます。
しかしニュージーランドは、食料自給率が100%以上とのデータが出ており、世界から見放されたり、物流が混乱しても、国内で生活を維持できる可能性が高い国といわれています。
欧米諸国を巡った経験を持つ筆者自身も、ニュージーランドは非常に魅力的な場所だと感じ、実際に移住を決断して現在に至ります。
いま、あらためてニュージーランドを含むオセアニア地域と日本は、より強固な関係を築いていく価値があるのではないかと感じています。
物が動き、人が動くと、住む家も必要になります。そうなると、日本人の価値観や現地の法的な観点から、家の購入よりも賃貸を選択する方が多くなるでしょう。
しかし、賃貸ビジネスに注目し、法律の問題をクリアできる方、あるいは資金力がある方なら、筆者は物件購入をおすすめします。
利回り約5%程度が見込まれる物件も多いですが、もし利率があまり見込めない場合でも、資産分散の選択肢として、NZドル、NZ国内への資産移動を考えてもいいかもしれません。
筆者が日本だけを拠点とせず、第二国、第三国へ動く重要性を強く認識したのは、35年以上前となる、1990年の湾岸戦争のときでした。
あれから時代はずいぶん変わりました。若い世代にはいろんなチャンスがあるでしょう。もちろん、中年世代だからといって遅すぎるということはありません。世界を視野に入れ、リスクヘッジや資産形成について、改めて考えてみてもいいかもしれません。
一色 良子
Goo Property NZ LTD 代表取締役社長
Harcourts 所属
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