フリーランス人口はわずか6年で約40%増
実際、日本最大級のクラウドソーシングサービスを手がけるランサーズ株式会社の調査によれば、2015年に937万人だったフリーランス人口は、2024年には1303万人に増えています。わずか9年で増加率が約40%というのは、かなり高い数字ではないでしょうか。
もちろん、フリーランスで働く人々がすべて若者というわけではありませんし、フリーランスの収入はあくまでも副業的扱いで、メインの収入は従業員として働いている本業から得ている人々も672万人いるとのことです。
ただ、終身雇用や年功序列を前提に高度経済成長を支えてきた団塊の世代からすれば、働き方に対する最近の若者たちのこのような意識変化は信じがたいことかもしれません。
もちろん、フリーランスの働き方には「いつ雇い主に契約が切られるかわからない」という不安定さがつきまといます。しかし、今や大会社の社員や公務員ですら、「安定」とは言い切れなくなっているのが現実ではないでしょうか。
実際、2019年には経団連(日本経済団体連合会)の会長が「もう終身雇用制度は守れない」という趣旨の発言をしました。
また、近年の世界情勢を見ても、各国で独裁的な指導者や自国ファーストや外国人排斥を掲げる政党が支持を集めています。特にこれまで民主主義や自由貿易、世界平和のリーダーとされてきたアメリカで、ドナルド・トランプのような人物が再び大統領に就任したのは、その最も象徴的な出来事だと言えるでしょう。
残念ながら、これからはますます不安定で予測不可能な時代になることは間違いありません。だからこそ、「フリーランスとして力をつけ、時代の変化に柔軟に対応できる力を身につけたい」と考える人たちが増えているのだと思います。
