「実は、2回目なんです…」タクシー運転手から声をかけられたワケ
コミュニティの仲間を広げようとするアクションが、仕事の新しいステップにつながることもあるのではないでしょうか(※)。
※編集注:筆者は同書で下記のように主張しています。
先行きが不透明な時代において、個人がフリーランスとして独立し、ビジネスを成功させるための最大のカギは「コミュニティ(信頼できる仲間)」の存在です。会社員時代に成果を出せなかった人が単独で戦って急に成功するほど甘くはなく、自身のファンとなってくれる仲間と協力し合うことで、初めて持続可能な経済基盤をつくることができます。強固な信頼関係で結ばれたコミュニティさえ構築できていれば、どんな事業を始めるにしても失敗のリスクを劇的に下げることが可能です。
最近、愉快なタクシーの運転手さんとの出会いがありました。
先日、大阪の自宅から神戸での会議に向かうため、タクシーに乗ったときのことです。タクシーの運転手さんとは、移動中に長い時間を共有するので、会話のチャンスだと思われるかもしれません。しかし、私の場合、移動時間はたいていスマホで仕事をしているので、運転手さんと話すことはほとんどありません。
その日も同じようにスマホで仕事をしていたのですが、途中で運転手さんが「ちょっといいですか?」と話しかけてきました。正直、「忙しくて世間話なんかする時間はないのに。空気の読めない人だな」と感じて、少しだけ嫌な気分になったことを覚えています。
ところが、話の内容はまったく違っていました。「実は、お客さんを乗せたのは2回目なんですよ」と言われたのです。なんと、私は以前もその運転手さんのタクシーに乗ったことがあったのです。
こういう偶然はよくあることなのでしょうか、それともかなりレアな確率なのか、私にはよくわかりません。それで私は「前回の私は、失礼なことをしていませんでしたか?」と聞いてみました。
「全然ないですよ!」と運転手さんは言ってくれましたが、続けてこんな話をされました。

