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残業は多くても“年”に10時間
残業に関するエピソードをもう1つ。私はスウェーデンの大学院に在籍中、研究に関わる内容やビジネスのテーマでスウェーデン語と日本語の通訳をしたことがある。
ある時、日本のカーディーラーの人たちの視察に同行し、スウェーデンのカーディーラーを訪ねて通訳をした。販売店や併設された修理工場を見学した後に質疑応答の時間が設けられ、日本側からスウェーデンの自動車修理工に「残業はどのくらいあるんですか?」という質問があった。スウェーデンの従業員からの回答は「多くても、年に〇〇時間を超えることはありません」だった。
それを通訳した私に対する日本の方々の視線は厳しかった。「すみません。今の部分、通訳は合ってますか? 月に〇〇時間の間違いではないですか?」
私は改めて修理工に質問したが、幸いにも私の訳で合っていた。残念ながら〇〇の部分の数字をはっきりと覚えていない。しかし、やり取りから、日本とスウェーデンでこの職種における残業の長さへの感覚が大きく違うことが分かるだろう。
雇用契約に書かれた「残業に対する手当はありません」の意味
私の以前の雇い主であるAIコンサル企業と私が交わした雇用契約には「残業に対する手当はありません」と書かれてあった。サインする前に人事担当者に詳しく尋ねてみると「残業は基本的にありません。仮に残業が必要になったとしても、余分に働いた時間は別の日の勤務時間を減らすことで対応します。今いる従業員の過去の実績を見てみると、1年間の残業時間は最大でも10時間です」との回答だった。
契約書に明文化されていないことが心配ではあったが、その企業で働いていた6年間で残業を経験したことはなかった。
私のパートナーが勤務する従業員4人の小規模ビール醸造所では、製造の関係で月に数日1時間ほど残業することもあるが、基本的に17時までにみんな帰る。残業した場合は他の日に早く帰宅するなどの形で対応している。
また、彼女が以前勤務していた醸造用品販売会社では、残業は希望者のみ年2回計4時間ほどで、残業手当がきっちりもらえたという。
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