年金未納の影響は「老後だけ」では済まない
国民年金は、40年(480ヵ月)分納めると、満額で老齢基礎年金(令和7年度で月6万9,308円)を受け取れます。しかし、未納のままだと将来もらえる年金は大幅に減るか、ゼロになります。「何もしなければ、老後は無年金」という非常に厳しい現実が待っているのです。
さらに「未納のまま死亡」すると、遺族基礎年金の対象にもなれないなど、家族への保障にも影響します。
赤い封筒(最終催告状)が届いたら、やるべきことは「放置せず、すぐに年金事務所に連絡をすること」ただひとつです。
たとえ支払えない状況でも、事情を説明すれば、免除や分割納付などの対応を受けられる可能性があります。何より、「差押えの回避」につながります。
国民年金は“自己責任”ではなく、“みんなで支え合う”仕組みです。未納が増えれば、制度全体の持続性にも影響が及びます。一人ひとりが制度と向き合うことが、将来の自分と社会を守ることにつながります。
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