「退職後に人生が始まる」と思っていたのに
佐藤さんは言います。
「子どもが独立して、住宅ローンも完済して、これからは夫婦でのんびり…と思ってたんですよ。でも、妻は違う人生を選んだ。それを責めることはできないです」
定年後は、自由な時間が生まれる一方で、「夫婦として向き合う時間」も増える時期です。
そのとき、“話し合ってこなかった蓄積”が噴き出すこともあるのかもしれません。
「老後を一緒に過ごす人がいる」――それは当たり前ではなく、築いてきた関係の“成果”なのだと、佐藤さんは静かに語ってくれました。
老後資金の確保はもちろん大切です。しかし、それと同じくらい、「共に生きる相手との関係」に目を向けることも重要です。
退職後は“節目”であり、同時に“試されるタイミング”でもあります。「誰と、どう過ごすか」を考えることこそが、真の“老後設計”なのかもしれません。
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