目上の人からの嫉妬で稼げない
私は子どもの頃、「先生はみんなに対して平等である」と思っていました。でも、実際には平等であるはずの教師も生徒によって対応の差があります。これも嫉妬の発作を起こしてしまうからです。
小学生のとき、「先生! その説明ではわかりません!」と言ったら、ほかの生徒が同じことを言ってもその先生は笑って反応しなかったのに、私のときだけキレて、「なんだこの野郎! 教師をなめやがって!」と理科室の椅子を投げつけられました。
いまになれば笑い話ですが、当時は「え? なんで?」と納得できませんでした。そして先生の嫉妬の発作が伝染して、「勉強しない!」破壊的な態度を取ってしまいます。でも、嫉妬の発作を起こしている自覚なんか一切ありませんでした。大人たちには「先生に反抗して勉強をしない」と思われていたかもしれませんが、私にはそんな考えは一切なく、ただ勉強ができなくなっていったのです。
相手は先生です。普通であれば生徒に嫉妬するなんて考えにくいのですが、「こんな人が自分に嫉妬なんてしないだろう」と思う人にも、嫉妬されることがあります。
大人になった私は有名な大先生の元で仕事をするようになって、「どんどん力を伸ばしていくぞ!」とやる気になっていました。売り上げも伸ばしていって「これだけ頑張ったんだから給料をグンと上げてほしいな」と思っていたら、会議の場で大先生から「あんた、感謝されたいからこの仕事をやっているの?」と言われて、みんなの前で恥をかかされました。ショックを受けて、それから自分のやりたい仕事に向き合えなくなりました。
いまだったら、「嫉妬の発作が伝染したんだな」とわかるのですが、小学生の頃と同様に、大先生が私に嫉妬するなんて考えられませんでした。それに、嫉妬をしているようにはとても見えなくて、「なんであんなことを言うんだろう? 私が悪いからかな?」とずっと自分を責めていました。
私はそれからもどんどん仕事のチャンスを潰していきます。当時「嫉妬」に気がついていたら、どれだけの経済損失を防げたのかと計算してしまい、そのことで自分自身の発作が止まらなくなるようになっていたのです。
実は、嫉妬の発作が伝染するとき、ほとんどの場合は、「この人は私に嫉妬の発作なんか起こすわけがない!」と思うような人に嫉妬されています。「自分を陥れようとしているのか」と思いますが、発作だから悪意もありません。相手は嫉妬の発作を起こしていることすら自分で気がつかない場合がほとんどです。でも、発作は確実に起きて伝染しています。そこから経済的な損失を生み出してしまうのです。
大嶋 信頼
心理カウンセラー
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