前回は、頭皮と毛穴の皮脂をきれいにするシャンプーの重要性を説明しました。今回は、発毛を促進する「頭皮へのいたわり」について見ていきます。

薬に頼り、頭皮を不潔にしていたら発毛の効果はない

ということで……。

 

ハゲ・薄毛をなおすには、まず第一に、よいシャンプーでこまめに洗髪し、頭皮と毛穴を清潔に保つことが大事です。

 

そして第二に、できるだけ薬なども活用して、脱毛を抑え、発毛を促すのが望ましいということです。これは薬が理想ですが、抵抗がある人は、なるべくよい育毛剤やサプリメントなどを探してください。

 

さらには第三に、ハゲ体質そのものを改善していくことも大事です。その方法は、このあとまとめて書きましょう。

 

シャンプーと、薬や育毛剤は、どちらが欠けても切れ味が悪くなります。

 

毎日シャンプーをすれば、発毛によい環境を整えることにはなりますが、それだけで確実に毛が生えるとは言えません。

 

また、薬を使っていても、それだけに頼って頭皮を不潔にしていたら、発毛の効果は発揮されにくくなります。

 

これって、考えてみれば当たり前のことですよね。

 

たとえば、熱があるからってカゼ薬を飲んでも、裸で寝ていたら効果は見込みにくくなります。

 

「お腹が痛い」と言っている人が、胃腸薬を飲みながら暴飲暴食していたら、意味がないですよね。

 

だから、あなたの周りに、薄毛の髪の毛をベタベタさせている人がいて、「いくら薬を使っても効かなくてさぁ」とグチっていたら、「頭が汚いからだよ!」と注意してやってください。

「コンディショナー」で翌朝のベットリ感を軽減

頭皮にまた毛を生やしてもらうためには、何をおいても、頭皮をいたわってやることが大切です。

 

その意味で、できればシャンプーのあとには、コンディショナーも使いましょう。

 

女性だと、ほとんどの人が洗髪後にコンディショナーを使うと思いますが、男性の場合、シャンプー後、そのままにしている人も少なくありません「せっかくシャンプーをしたあとにコンディショナーを使うと、さっぱりしなくてかえって気持ち悪い」という言い分です。

 

ところが、これが意外と落とし穴になるのです。

 

髪を二度洗いしたあとの頭皮には、脂っ気がすっかりなくなります。すると、皮脂腺は頭皮を守るために、たっぷり皮脂を出そうとするのです。

 

それでは元も子もありませんね。

 

そこで、コンディショナーの出番です。頭皮に優しい天然成分のコンディショナーを使い、適度に頭皮を覆ってやると、余分な皮脂が分泌されなくなって、翌朝のベットリ感が軽減します。

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    本連載は、2016年9月12日刊行の書籍『ハゲからの生還 なぜ、私はたった1年で「超フサフサ」になったのか?』(幻冬舎メディアコンサルティング)の本文から一部を抜粋したものです。

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