今回は、競売物件の「買い受け決定後」の手続きの流れについて説明します。※本連載では、マンション管理士である日下部理絵氏の共編著『競売不動産を買うときの基礎知識』(ぱる出版)の中から一部を抜粋し、初心者が安全に安く買うための、競売物件のしくみから入札までの基礎知識を解説します。

しっかり把握しておきたい手続きの流れとポイント

ここでは、買い受けが決定してから代金を納付し、買い受けた物件が自分のものになるまでの手続きを見ていきます。

 

たとえ最高価額で入札できたとしても、その後の手続きに不備があったり、占有者がいた場合に対処がうまくできなければ、住むことができないということもあります。そのため、流れとポイントはきちんと把握しておきましょう。

開札期日後一週間以内に指定される売却決定期日

開札の結果、最高価買受人が決まっても、その人に買受人としての資格があるのかどうか、また、競売手続きに違反がなかったかなどを裁判所が最終決定する期日を「売却決定期日」といいます。

 

「売却許可決定期日」は、開札期日後一週間以内に指定されます。

 

実施された競売に問題がなければ、この期日に売却の許可決定がなされ、不適法な手続きなどがあれば不許可とされます。

 

この売却許可決定がなされると、最高価で買い受けした人は正式に買受人となります。

 

【図表】買い受け後の手続きと流れ

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    本連載は、2010年5月6日刊行の書籍『競売不動産を買うときの基礎知識』から抜粋、一部加筆したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

    競売不動産を買うときの基礎知識

    競売不動産を買うときの基礎知識

    日下部 理絵

    ぱる出版

    家をオークションで安く買うためのバイブルとして、すでに十余年も支持されてきましたが、現在では不動産投資に欠かせない仕入れ方法として、必須のテキストになっています。大家さんになりたい人、すでに始めている人、不動産…

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