競売物件の「買い受け決定後」の手続きの流れ

今回は、競売物件の「買い受け決定後」の手続きの流れについて説明します。※本連載では、マンション管理士である日下部理絵氏の共編著『競売不動産を買うときの基礎知識』(ぱる出版)の中から一部を抜粋し、初心者が安全に安く買うための、競売物件のしくみから入札までの基礎知識を解説します。

しっかり把握しておきたい手続きの流れとポイント

ここでは、買い受けが決定してから代金を納付し、買い受けた物件が自分のものになるまでの手続きを見ていきます。

 

たとえ最高価額で入札できたとしても、その後の手続きに不備があったり、占有者がいた場合に対処がうまくできなければ、住むことができないということもあります。そのため、流れとポイントはきちんと把握しておきましょう。

開札期日後一週間以内に指定される売却決定期日

開札の結果、最高価買受人が決まっても、その人に買受人としての資格があるのかどうか、また、競売手続きに違反がなかったかなどを裁判所が最終決定する期日を「売却決定期日」といいます。

 

「売却許可決定期日」は、開札期日後一週間以内に指定されます。

 

実施された競売に問題がなければ、この期日に売却の許可決定がなされ、不適法な手続きなどがあれば不許可とされます。

 

この売却許可決定がなされると、最高価で買い受けした人は正式に買受人となります。

 

【図表】買い受け後の手続きと流れ

マンション管理士 一般社団法人 マンション建替支援機構 副理事長
一般社団法人 マンション管理員検定協会 相談役
東京都マンション管理アドバイザー

第1回マンション管理士・管理業務主任者試験に合格後、マンション管理会社での勤務を経て、マンション管理の総合コンサルタント事務所「オフィス・日下部」を設立。管理組合の相談・顧問業務を行うほか、書籍・雑誌記事などの執筆・監修、行政・民間が主催する様々なセミナーに講師として登壇。さらに、テレビ出演・ラジオのパーソナリティなど幅広く活躍。著書に『マンション理事になったらまず読む本』(実業之日本社)、『まるわかりスマートマンション』(住宅新報社)、『マンション管理組合・管理会社 これからのマンション管理ガイド』(ぱる出版)など

著者紹介

連載「競売不動産」購入の基礎知識

本連載は、2010年5月6日刊行の書籍『競売不動産を買うときの基礎知識』から抜粋、一部加筆したものです。その後の税制改正等、最新の内容には対応していない可能性もございますので、あらかじめご了承ください。

競売不動産を買うときの基礎知識

競売不動産を買うときの基礎知識

日下部 理絵

ぱる出版

家をオークションで安く買うためのバイブルとして、すでに十余年も支持されてきましたが、現在では不動産投資に欠かせない仕入れ方法として、必須のテキストになっています。大家さんになりたい人、すでに始めている人、不動産…

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

登録していただいた方の中から
毎日抽選で1名様に人気書籍をプレゼント!
会員向けセミナーの一覧