今回は、大家業のトラブル対応を専門業者に任せるメリットについて見ていきます。※本連載では、六原まちづくり委員会、ぽむ企画の共著『空き家の手帖 放っておかないための考え方・使い方』(学芸出版社)の中から一部を抜粋し、貸し家をめぐるトラブルを回避し、大家さんの不安を解消する方法をQ&A形式でご紹介します。

Q.大家さんになるのって、大変そう

大家さんて大変やで。

 

 

 

 

となりの松原さんとこも大変そうやったもんなあ、家賃の催促やら。

 

 

 

 

水漏れやら、鍵が壊れたやらで、夜中でも電話かけてきよる。

 

 

 

 

そこまで大家がしなあかんやろか。

 

 

A.管理を専門業者に委託することもできます

たしかに大家さんの仕事は意外に大変。特に面倒なのが家賃管理と、建物や設備のトラブル対応です。個人の大家さんでは家賃の遅れに対応しきれないという話はよく聞きます。休日だろうが夜中だろうがお構いなく起きるトラブルにも対応しなくてはなりません。

 

大変だと感じる場合は、専門業者に家賃管理と建物や設備のトラブル対応を任せてしまいましょう。建物や設備に不具合があったときには、業者への修理依頼を代行するだけでなく、貸主と借り手のどちらに責任があるのか判断し、修繕費用の請求もしてくれるので、費用負担のトラブルも防ぐことができます。

 

まずは不動産屋さんに相談してみましょう。管理を代行してくれたり、専門業者を紹介してくれたりするはずです。

空き家の手帖 放っておかないための考え方・使い方

空き家の手帖 放っておかないための考え方・使い方

六原まちづくり委員会 ぽむ企画

学芸出版社

「あなたの家、空き家にしていませんか?」 地元の空き家に悩んだ住民自らが、実体験をもとにイラストと会話形式でまとめた空き家対策。空き家とは何か? に始まり、片付けの心得、活用のノウハウ、相続や耐震改修への素朴な…

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