「ペット」を飼うことで消費行動が減少!?
さて、ここからは「消費行動を抑える方法」について少しお話ししておきます。〝消費行動は孤独感からくる〟といわれています。
アメリカのニューハンプシャー大学とイェール大学が共同で行った研究では、愛に飢えている人ほど物欲が強い、という研究結果が出ています。つまり、愛が十分に足りず寂しがり屋の女性ほど、つい買い物をしてしまう傾向があるのです。
とはいえ、すぐにパートナーを見つけるのは難しいものでしょう。そこでオススメしたいのがペットを飼うことです。
私の知り合いの女性は、ペットとして猫を飼い始めてから、買い物をする機会が減ったと言います。「会社帰りにデパートやショッピングセンターによって買い物をしなくなった」そうです。
家にペットがいると、早く帰宅したいと思ったり、あるいは、エサをあげなければいけないという義務感から、寄り道が減ったというのです。
お金を使い過ぎだと思ったら、犬や猫に限らずに、金魚やハムスターなどのペットを飼ってみるのもいいかもしれません。
また、なぜ自分はお金を使いたいのか、根本的に自分の心を見つめてみるといいでしょう。ただ、お金を使うことが楽しくて使っているのかもしれません。一度立ち止まって、「本当にお金を使うことは楽しいの?」と自分に問いかけてみるのも、消費行動から抜け出すきっかけになるかもしれません。
ネットで買い物をしたら「クッキー情報」を削除
インターネット上のショップなどで買い物をしたり、閲覧したりすると、ほかのサイトを見ていても、そのショップの広告が入ってくることがあります。これは「リターゲティング広告」といわれる手法で、アクセスしたことがあるショップから追跡されてしまうのです。
一度は「欲しい」と思った商品が、再び目の前に現れると、ついその商品をもう一度見てしまい、買ってしまうこともありますが、それではショップの思うツボです。
対応策としては、クッキー情報を削除することで、追跡されないようにすることです。インターネット上に削除の方法などが詳しく紹介されていますので、しつこく広告が入ってくるような場合は、クッキー情報を削除することをオススメします。衝動買いをしてしまう傾向のある人は、特に気をつけましょう。
メール広告も同様です。届くとそのたびに削除している、という女性もいましたが、根本的な解決にはなりません。何かの拍子に無駄遣いをしてしまう可能性もあります。面倒でも、届かないように配信停止の設定をしておきましょう。