10万円儲けたいなら、10万円を財布に入れて持ち歩く
前回の続きです。
③常に器を広げるイメージを持ち続ける
自分の中でいつも器を広げていくイメージを持ち続けましょう。昨日より今日、今日より明日と、自分が豊かになり、入ってくるお金が増えるとイメージし続けるのです。
④大きなお金に慣れる
器を大きくするには、大きなお金に慣れておくことです。国際的な講演者として知られ、世界で数百万人の人生を変えたといわれるジョン・ディマティーニ博士は、その著書『お金を「引き寄せる」最高の法則』(成甲書房)の中で、「1日にいくら儲けたいかを自分で決め、その額を財布に入れて持ち歩きなさい」と言っています。
たとえば、もし、あなたが1日に10万円を儲けたいと思うのであれば、10万円を財布に入れて持ち歩くということです。最初は緊張するかもしれませんが、だんだんと持ち歩くことに慣れてきます。慣れていくことで、自分はその額を持ち歩く価値がある人間だと信じるようになる、と説いています。
これを読んで、私はすぐに試しました。お財布に30万円ほどを入れておいたのです。これは本当に不思議なのですが、それからほどなくして、私の会社は実際、日割りにして30万円の収入が得られるようになりました。自分の器が広がると、お金は知らず知らずのうちに入ってくるようになるのです。
お金を得る行動をするためには、「知識」が必要
「何かを得たければ、行動しなさい」とよくいいます。つまり、行動して初めて結果が出るわけです。ですから「行動」もたしかに大切です。
行動できない人を「ナマケ者」などと思う人もいるかもしれませんが、実はそうではありません。そもそも知らないから、行動に移せない=動けないのです。人間はそもそも基本的には知っていることしか行動できませんから、最初に知ることが非常に重要です。
そのために、教育や勉強があります。いろいろなことを学んでおき、知っておくことで、社会に出てから行動できるのです。たくさん知っておくと選択肢が増えます。だからこそ、あなたには勉強を厭わずに「知る」という行為を大切にしてもらいたいと思います。
知っていれば選べるし、選べると成功するのです。ぜひ、「知る」という行動に焦点を当て、選択肢を広げていきましょう。