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今後も続く再開発でさらに住みよい街へ
駅の北口周辺は道路が狭く、住宅が密集しているエリアですが、和光市は2008年度から区画整理事業を推進。2024年3月には「和光市駅北口第一種市街地再開発事業」の都市計画を決定しました。計画によると、大規模複合施設の建設などに取り組み、2026年度の着工を目指します。新たな施設がオープンすれば、駅前にはますます賑わいが生まれるでしょう。
和光北IC東部地区の土地区画整理事業も進められています。国道245号バイパスの整備と外環道の延伸計画を機に、沿道の土地と広域的な幹線道路を活用した新産業関連施設及び物流関連施設を主体とした工業地としての土地利用を図るという内容で、新たな産業の集積を図るのが狙いです。
駅周辺と和光北IC地区を自動運転バスで結び、路線バスやコミュニティバス、タクシー、シェアサイクル、マイクロモビリティなど、さまざまな交通手段と連携し移動のしやすさを確保する「和光版MaaS」の導入も検討されています。
MaaSとは、Mobility as a Serviceの略で、専用アプリによりバスや電車、タクシーといった複数の交通機関や、シェアサイクルなどの移動手段を組み合わせて、最適な移動手段の検索・予約・決済を一貫して行うサービスのこと。和光市では利便性の高い公共交通網を整えることで多くの地域住民の外出機会を増やし、健康増進や介護予防に寄与することも想定。末永く住みやすい街づくりが進められています。
長嶋 修
さくら事務所 会長
らくだ不動産 顧問
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