積立方法を決めたら投資信託を注文
投資信託を選ぶ前に各商品の基本情報を確認
積立方法や金額を決めたら、投資信託を注文。注文は口座開設をした証券会社から行います。ここでは、ネット証券の「楽天証券」を例に購入方法を紹介します。
すでに購入したい商品が決まっていれば、商品名や運用会社名を入力して探せます。もし、まだ迷っている場合は金融機関によりますが、選び方をサポートしてくれることもあります。
例えば楽天証券の場合、商品名を検索する方法のほかに、いくつかの質問に答えるだけで自分に合った投資コースが提案され、最適な投資信託で運用ができるロボアドバイザー「らくらく投資」を利用する方法もあります。
投資信託を選ぶ際は、運用方針や基準価額、信託報酬などの基本情報はしっかり確認をしておきましょう。各商品の情報は証券会社のサイトなどで見ることができます。
複数商品を選んだら配分を決める
購入したい投資信託が決まったら毎月の積立金額を設定します。新NISAのつみたて投資枠は年間120万円までなので、月あたりの限度額は10万円です。
投資信託は1つに決めず、さまざまなタイプを複数組み合わせることをおすすめしますが、その場合、それぞれの商品への投資額の配分を決めます。例えば、月3万円を3つの商品に投資する場合、商品A20%、商品B30%、商品C50%と配分(合計100%にする)したら、それぞれ6,000円、9,000円、15,000円分購入できます。この配分はいつでも変更可能です(なお金融機関によっては金額指定もあり)。
クレカ、電子マネー決済ならポイントも貯まる
投信積立の決済は「銀行引き落とし」以外に、「クレジットカード決済」や「電子マネー決済」という方法もあります。これらのメリットは積立代金に対するポイントの付与です。新NISAのつみたて投資枠は長期投資が基本なので、継続すればするほど多くのポイントが貯められます。
注文を確定する前に購入予定の投資信託の「目論見書」を確認する必要があります。目論見書はその商品の投資リスクや運用方針など詳細情報が記載されたものなので、しっかり目を通しましょう。
注文確定前に確認する「目論見書」とは?
購入を検討している投資信託について投資判断に必要な重要事項を説明した書類のこと。その商品の目的や特色、リスク、運用実績、手数料などが記載されています。閲覧をしないと購入できないようになっています。
*金融庁「つみたてシミュレーター」
山中 伸枝
株式会社アセット・アドバンテージ
代表取締役
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