勤続41年・小遣い月2万5,000円の63歳会社員、穏やかな年金暮らしに向けてひたむきに働いてきたが…ささやかな夢を無残に打ち砕く「妻の告白」

勤続41年・小遣い月2万5,000円の63歳会社員、穏やかな年金暮らしに向けてひたむきに働いてきたが…ささやかな夢を無残に打ち砕く「妻の告白」

家計管理は妻に任せて、自分はお小遣いでやりくり。ランチ代や趣味費を節約をして家計を支えているというサラリーマンも少なくないでしょう。それもすべては家庭のため……。そう頑張ってきても、定年を前にとんでもない事態が判明するケースもあるようです。

お金の管理方法はさまざま…お小遣い制サラリーマンの懐事情

家庭によってお金の管理方法はさまざまです。夫婦の財布を1つにしてお互いの収入をオープンにしつつ管理している家庭もあれば、「夫の収入をはっきりとは知らない」「専業主婦で夫から必要な分をもらっている」というケースもあります。

 

「毎月決まった額を家庭用の口座に入れ、それ以外は各々が管理」という家庭もあるでしょう。共働きの増加に伴い、自分で稼いだお金は自分で管理したいという人も増えているのかもしれません。

 

一方で、昔からよくあるのは、妻が家計の手綱を握り、夫は毎月決まったお小遣いでやりくりするというスタイルです。使い過ぎを防ぎ、確実に管理ができる方法といえます。

 

では具体的に、世のサラリーマンは毎月いくらぐらいのお小遣いでやりくりしているのでしょうか。SBI新生銀行による『2024年サラリーマンお小遣い調査』。これによると、男性会社員のお小遣い額の平均は月3万9,081円。ただし、年代によって多少のばらつきがあります。

 

 

あなたの1カ月のおこづかいはいくらですか?(昼食代含む)

・男性平均…3万9,081円

・20代男性…4万373円

・30代男性…3万6,196円

・40代男性…3万6,089円

・50代男性…4万3,453円

 

出典:『2024年会社員のお小遣い調査』(SBI新生銀行)

 

上記の通り、20代と50代がやや多く、30代と40代は少ないという結果に。子どもの生活費や教育資金に最もお金がかかる時期にはお小遣いも少なくなる。そんな事情があるのかもしれません。

 

また、同調査によれば、1日の平均昼食代は以下の通りです。

 

昼食代(勤務日)は平均すると一回いくらですか?(弁当持参や、在宅勤務でお昼を作る時除く)

・男性平均…709円

・20代…723円

・30代…749円

・40代…657円

・50代…707円

出典:『2024年会社員のお小遣い調査』(SBI新生銀行)

 

場所や店にもよりますが、物価高の影響もあり外食費はどんどん値上がりしています。コンビニエンスストアやスーパーのお弁当も、量は減ったのに金額は高くなった……なんて声を聞くことも。

 

上記のような金額に収めるため節約の積み重ねで家計を支えている……そんなサラリーマンは少なくないのではないでしょうか。

 

しかし、涙ぐましい努力をして家族を養ってきたサラリーマン人生もようやく終盤、年金暮らしも見えてきた段階で、とんでもない事態が判明することも……。例えばこんなケースです。

 

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