(※写真はイメージです/PIXTA)

いつの時代もなくならない相続トラブル。親やきょうだい、あるいは子どもと死後のことを話すのは気まずい…、そんな声は多いものですが、生前対策を怠ってとんでもないトラブルに巻き込まれる例が相次いでいます。そこで本記事では実際の事例を紹介し、相続対策の「基本のキ」について見ていきます。

「年金以外に年間約50万円程度の負担が必要」?

①介護度:要介護度が高いほど、ケアの頻度や内容が手厚くなるため、利用料金が高くなります。

 

②所得:所得に応じて、低所得者には減額措置が取られ、公的補助を受けられる場合もあります。このため、年金や所得が少ない人は、料金が軽減されることが多く、月8万円程度の負担で済むこともあります。

 

③施設の種類:個室か多床室かによっても料金が異なり、個室利用では費用が高くなります。特にユニット型個室は月額で15万円から18万円程度かかる場合があります。

 

厚生年金の平均受給額は14万円程度であるため、年金以外に負担が必要となることも多いでしょう。

 

今回のケースでは介護費用に全額使ったとは確かに考えにくいですが、「ないものはない」以上、取りつく島もありません。自分の子どもの教育資金に使ったのか、それ以外に入用だったのか……真相は闇のままです。

 

遅かれ早かれ起こる「相続」。自分の遺産をめぐって家族がバラバラになってしまう結末は避けたいものです。いつ何があっても問題のないように、事前の情報収集、適切なコミュニケーションが求められます。

 

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