本を1日30分以上読む割合、富裕層は「88%」に対して年収300万円以下の人はわずか「2%」…年収アップしたいなら読書量を増やすべき理由【公認会計士の助言】

本を1日30分以上読む割合、富裕層は「88%」に対して年収300万円以下の人はわずか「2%」…年収アップしたいなら読書量を増やすべき理由【公認会計士の助言】
(※写真はイメージです/PIXTA)

ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットといった大富豪を含む多くの富裕層は読書家です。それを考えると「年収」と「読書量」には明確な関連性があるように思えます。そこで本稿では、公認会計士である金川顕教氏による著書『公認会計士が教える「資産づくり」を勝ち抜くための11の戦略』(ポプラ社)から一部抜粋し、年収増加に繋がる読書のコツについて解説します。

「読書」を習慣づけるコツ

知識や知恵があれば出世したり、独立することもできます。

 

雑誌『プレジデント』がまとめた「年収1800万円の勉強法」という記事に掲載されているアンケート結果によれば、40歳以上で年収1800万円以上の人は、月に平均5.4冊読んでいるそうです。それに対して年収600万円台の人は、月に平均2.5冊というデータが出ています。つまり、読書量が2倍の人は年収が3倍になる可能性があるということです。

 

このように読書と年収には相関関係があるのです。年収を伸ばして幸せになりたい人、仕事で成果を上げたい人は、読書量を必ず増やすこと、読書の優先順位を上げるということが非常に大事です。

 

ちなみに孫正義さんは、起業した若い頃は、3年間で4000冊の本を読んでいたそうです。ぜひ、これまで読書を習慣としていなかった人も、まずは週1冊でいいので読書に取り組んでみてください。週に1冊読めば、月に4冊、年間で48冊になります。

 

もちろんただ読めばいいというわけではなく、学びを成果に変えることが大切ですが、まずは週1冊を習慣にしてみましょう。

読書は、いろいろな人の失敗と成功の気付きを学べる

例えば、プロスポーツ選手は、トレーニングに80%の時間を使い、試合に20%の時間を使うと言われています。しかし、ビジネスパーソンは、そうではありません。多くのビジネスパーソンは、仕事にほとんどの時間を使っていて、勉強時間はごくわずかです。

 

例えば、1日8時間、週40時間働いて、1カ月160時間働いているとすると、読書時間は1%、1.6時間に満たない人がほとんどではないでしょうか。つまり、仕事が99%で、読書はたった1%です。

 

試合に勝つためにプロスポーツ選手が練習をするように、ビジネスにおいても、学びなくして成功することはあり得ません。しかし勉強に費やす時間がごくわずかの状態では、成功できるはずがありません。

 

ここで言う「学び」とは、単に知識を入れるだけでなく、入れた知識をベースにして、自分で深く考えることです。深く考えることを、ラディカルラーニングと言いますが、これは第2章の思考力にもつながることです。このラディカルラーニングをすることが、本当の意味での学びとなります。そのためにも読書は必須の行為と言えるでしょう。

 

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※本連載は、金川顕教氏による著書『公認会計士が教える「資産づくり」を勝ち抜くための11の戦略』(ポプラ社)より一部を抜粋・再編集したものです。

公認会計士が教える「資産づくり」を勝ち抜くための11の戦略

公認会計士が教える「資産づくり」を勝ち抜くための11の戦略

金川 顕教

ポプラ社

偏差値38のヤンキー高校から2浪の末、立命館大学に入学。浪人中に身につけた「効率化」の思考の駆使し、在学中に公認会計士試験を突破。世界一の規模を誇る監査法人トーマツに入社も、投資や副業の方が効率的と悟り、3年ですぐ…

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