自己肯定感こそが、お金の問題を解決するカギ
2018年に内閣府が実施した、「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」の中に、自分への満足度に関わるものがあります。そこには興味深い結果が見られました。「自分自身に満足している」という項目に対する回答として、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と答えた割合を、諸外国と比較した調査結果です。
アメリカ87.0%、フランス85.8%、スウェーデン74.1%、韓国73.5%と諸外国が70%を超えているのに対し、日本は45.1%と圧倒的に低かったのです。
日本の若者の半分以上が、「自分に満足しているとは言えない」という事実は、何とも悲しい結果です。「子は親の鏡」という言葉もあるように、今の若者を育てた親世代も同様に「自分に満足しているとは言えない」状況にあるのは間違いなさそうです。
自己肯定感が低いままであることによって、自信を持てずに失敗を恐れて、自分がやれる範囲のことしかやろうとしない消極的な生き方になってしまっているのでしょう。
お金を稼ぐ力も含め、あらゆる能力は自分の可能性を信じ、挑戦を続けることによってしか身につけることはできません。自己肯定感こそがお金の問題を解決するカギ、と言っても過言ではないのです。
お金の本には積立投資や不動産投資を勧めるもの、若いうちに資産を増やして早期リタイアするFIRE(ファイア)を勧めるもの、さらには宇宙の力を借りて願いを叶えようというスピリチュアル色の強いものまで、さまざまなバリエーションがあります。
もちろん、どれも有効に活用すれば資産形成に役立つ面があるとは思いますが、私にはそれ以前にやるべきことがあるように思えてなりません。それが、自己肯定感を高めて、「自分はお金を作り出していける人間だ」という自分に対する信頼感を持つことです。
三凛 さとし
インフルエンサー
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