テクニカル分析専門サイト『テクニカルブック』は、マネーリテラシーと年収・貯蓄額の関係を分析する目的で、20歳以上の男女782名を対象にアンケートを行いました。本調査からは、性/年代別のマネーリテラシーの傾向や、年収/貯蓄額との相関関係が見えてきました。
(※写真はイメージです/PIXTA)
調査サマリー
今回の調査結果に関する概要は以下の通りです。
- 男性/上の年代の方が、評価テストのスコアがやや高い傾向
- スコア最上位層の9.8%が年収1,200万円以上、15.7%が年収900万円以上
- スコア最上位層の25.5%が貯蓄額2,000万円以上、47.1%が貯蓄額1,000万円以上
- マネーリテラシーが高い人ほど投資に積極的
調査の実施概要
調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者 :20歳以上の男女
調査期間 :2024年2月22日~2024年2月27日
有効回答 :782名※
※男女/世代毎にほぼ均等にアンケートを実施
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者 :20歳以上の男女
調査期間 :2024年2月22日~2024年2月27日
有効回答 :782名※
※男女/世代毎にほぼ均等にアンケートを実施
主な調査結果
今回の調査では、金融行動と金融知識に関する質問のスコアでマネーリテラシーを測定しました。
金融行動と金融知識に関する質問は、それぞれ6問ずつ金融広報中央委員会が公開している「金融リテラシー・マップ」の分類に基づき、テーマをバランス良くピックアップしました。
金融行動については回答に基づき1~5点、金融知識については正解を5点/不正解を0点として計算し、回答者を60点満点でスコア化しています。
以下は、このマネーリテラシー評価テストの結果を示したグラフです。
平均は32.5点、中央値は34点でした。最頻値は18点(39人)となっています。
調査対象者のマネーリテラシーは、以下のようにスコアに基づいて5段階で評価しました。
このマネーリテラシーの客観評価と、年収や貯蓄額、投資への取り組み状況などとの関連性について、詳しい分析結果をご紹介します。