調査サマリー
今回の調査結果に関する概要は以下の通りです。
- 現在受け取っている株主優待は「割引券・優待券」「食料品・日用品」「商品券・ギフト券」が多い
- 今後受けてみたい株主優待は「商品券・ギフト券」が44.6%でトップ
- うれしくなかった株主優待は「特になし」が55.0%
- 株主優待を出してほしい企業がある投資家が63.3%
- 株主優待情報の取得方法は「企業HP」と「証券会社サイト」に人気集中
- 日常的に使えて、利回りが高い株主優待のおすすめ度が高い
調査の実施概要
調査機関 :自社調査
調査方法 :インターネット調査(株式会社ジャストシステム「Fastask」)
対象エリア:日本全国
対象者 :現在、株式投資を行っている20歳以上の男女(株主優待に全く興味がない人を除く)
調査期間 :2024年5月30日~2024年6月5日
有効回答 :278名
主な調査結果
1.現在受け取っている株主優待は「割引券・優待券」「食料品・日用品」「商品券・ギフト券」が多い
現役の株式投資家(株主優待について「全く興味がない」と回答した人を除く、以下同様)に、現在受け取っている株主優待の内容を質問しました。次のグラフは、その結果をまとめたものです。
最も多かったのは「割引券・優待券」で30.2%、これに「食料品・日用品」と「商品券・ギフト券」が同率の29.9%で続いています。この上位3位が僅差で並んでおり、4位以下は割合が大きく下がるという結果になりました。
現在の株主優待の内容は、「割引券・優待券」と「食料品・日用品」、「商品券・ギフト券」が定番となっているようです。
2.今後受けてみたい株主優待は「商品券・ギフト券」が44.6%でトップ
続いて、今後受けてみたい株主優待について質問した結果です。
最も多かったのは「商品券・ギフト券」で、44.6%と非常に高い割合でした。2位は「割引券・優待券」で34.9%、3位は「食料品・日用品」で29.9%となっています。
前項の「現在受け取っている株主優待」の結果と比較すると、上位3位の選択肢は同じですが、「商品券・ギフト券」の割合が非常に高いのが特徴的です。これは、「商品券・ギフト券」は他の選択肢よりも使い道が多く、用途が限定されにくいことが影響しているのかもしれません。