ひとり社長には、ケガや病気で仕事ができなくなると生活・事業共に不安定になるというリスクがあります。そこで検討したいのが「保険」の加入ですが、その際には、個人で加入する場合・法人で加入する場合の特徴や注意点について知っておくことが大切です。本記事では、『【超完全版】マンガでわかる 手取り倍増!ひとり社長の世界一ゆるい節税』(KADOKAWA)より一部抜粋して、著者のはたけ氏・なちぼぅ★氏が、ひとり社長が保険加入を考える際に知っておくべきポイントをご紹介します。
保険料負担が大きいと資金繰りリスクが高まる
法人保険の保険料は会社が払います。保険料が多いほど、その一部を経費にすることで法人税を抑えることができ、より大きな保険金を準備できます。
ただし、保険料と事業の運転資金は同じ財布から出すため、保険料が多くなるほど事業の運転資金が減り、資金繰りが悪化する可能性も高くなります。事業の成長のために投資資金や運転資金として一定額の現金を手元に置きたい場合は保険料の払い過ぎに注意が必要です。
資金不足となった場合の対応策としては、払い込んだ保険を解約して現金を増やすことができます。しかし、ほとんどの場合、満期前に解約すると払い込んだ金額よりも戻ってくる現金(解約返戻金といいます)が大幅に少なくなり、注意が必要です。
このリスクを抑える方法として、保険商品の中には、払い込んだ保険料の一部を保険会社から借りられるタイプの商品があるため、そのような商品も選択肢に入れて検討してみるとよいでしょう。
【ひとことポイント!】
法人保険の保険料は一部を経費にできる! 課税繰り延べ効果にも目を向け、事業と家計のリスクに備えてしっかり対策しよう!
はたけ
個人専門税理士/ビジネス系インフルエンサー
なちぼぅ★
漫画家
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個人専門税理士/ビジネス系インフルエンサー
1981年生まれ。個人専門税理士。ビジネス系インフルエンサー。Xのフォロワーは11.7万人を突破(2024年6月時点)。2008年に税理士登録の要件を満たしていたものの、サラリーマンとして10年以上の時を過ごす。その後、リモートワークの浸透とともに、今後の生き方を考えるようになり、40歳にして後悔しない人生を送ることを決意。2022年に税理士登録して独立開業。
開業を機に始めたSNSで、インボイス制度や電子帳簿保存法などを漫画で分かりやすく解説した発信が大反響を呼ぶ。現在は、千葉に拠点を置き、ひとり社長・個人事業主・フリーランス・副業している会社員の税務コンサルタントとして活動中。夜間や土日祝日も含め、365日対応可能な日本でも数少ない税理士事務所を運営している。
「個人の生活を豊かにする」をモットーに、毎日、節税・最新税制に関する情報を発信している。愛読書は『ドラゴンボール』。好きな食べ物はアイスクリーム。
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連載ひとり社長・フリーランス・副業会社員など「税金で損をしたくない人」必読!
漫画家
1983年生まれ。漫画家。介護離職して2年。「人生このままおわるのかな」と思いを馳せて訪れた摩周湖の湖面と空の美しさに「絵を描きたい」と心が動く。残りの人生は子どものころから抱いていた「漫画家になって本を出す」という夢を叶えるべく、漫画を描き始める。開業して1年弱で100点近くのイラストや漫画を制作。産むか産まないか悩む妊産婦さん向け小冊子漫画を制作。
分かりにくいことを漫画で分かりやすく伝えることが得意。人から好かれるキャラクター作りと綺麗な配色づかいが好評。好きな食べ物は明治北海道十勝カマンベールチーズ。
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