保険料負担が大きいと資金繰りリスクが高まる
法人保険の保険料は会社が払います。保険料が多いほど、その一部を経費にすることで法人税を抑えることができ、より大きな保険金を準備できます。
ただし、保険料と事業の運転資金は同じ財布から出すため、保険料が多くなるほど事業の運転資金が減り、資金繰りが悪化する可能性も高くなります。事業の成長のために投資資金や運転資金として一定額の現金を手元に置きたい場合は保険料の払い過ぎに注意が必要です。
資金不足となった場合の対応策としては、払い込んだ保険を解約して現金を増やすことができます。しかし、ほとんどの場合、満期前に解約すると払い込んだ金額よりも戻ってくる現金(解約返戻金といいます)が大幅に少なくなり、注意が必要です。
このリスクを抑える方法として、保険商品の中には、払い込んだ保険料の一部を保険会社から借りられるタイプの商品があるため、そのような商品も選択肢に入れて検討してみるとよいでしょう。
【ひとことポイント!】
法人保険の保険料は一部を経費にできる! 課税繰り延べ効果にも目を向け、事業と家計のリスクに備えてしっかり対策しよう!
はたけ
個人専門税理士/ビジネス系インフルエンサー
なちぼぅ★
漫画家
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
注目のセミナー情報
【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』
【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!
【事業投資】11月28日(木)開催
故障・老朽化・発電効率低下…放置している太陽光発電所をどうする!?
オムロンの手厚いサポート&最新機種の導入《投資利回り10%》継続を実現!
最後まで取りつくす《残FIT期間》収益最大化計画
2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>
【関連記事】
■税務調査官「出身はどちらですか?」の真意…税務調査で“やり手の調査官”が聞いてくる「3つの質問」【税理士が解説】
■月22万円もらえるはずが…65歳・元会社員夫婦「年金ルール」知らず、想定外の年金減額「何かの間違いでは?」
■「もはや無法地帯」2億円・港区の超高級タワマンで起きている異変…世帯年収2000万円の男性が〈豊洲タワマンからの転居〉を大後悔するワケ
■「NISAで1,300万円消えた…。」銀行員のアドバイスで、退職金運用を始めた“年金25万円の60代夫婦”…年金に上乗せでゆとりの老後のはずが、一転、破産危機【FPが解説】
■「銀行員の助言どおり、祖母から年100万円ずつ生前贈与を受けました」→税務調査官「これは贈与になりません」…否認されないための4つのポイント【税理士が解説】