6月27日の日経平均株価は、昨日までの3日間で1,000円超値上がりしていた反動により、朝方から売り優勢の展開に。東京エレクトロン〈8035〉やダイキン工業〈6367〉、SCREENホールディングス〈7735〉といった半導体関連銘柄を中心に利益確定の動きが広がり、指数は前日比325.53円安の39,341.54円で取引を終えています。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが87銘柄、値下がりが136銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、ダイキン工業〈6367〉、第一三共〈4568〉、SCREENホールディングス〈7735〉となり日経平均を押し下げた一方、寄与度上位は、ソフトバンクグループ〈9984〉、ソニー〈6758〉、TDK〈6762〉、日立製作所〈6501〉、アドバンテスト〈6857〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は16億2,700万株となり前日と比べ上昇した一方、売買代金は3兆9,859.82億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、保険業、鉄鋼、パルプ・紙、銀行業、建設業などが上昇した一方、鉱業、ゴム製品、証券業、食料品、卸売業などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位がジャパンディスプレイ〈6740〉で+5円(+33.33%)の20円、2位が宮越ホールディングス〈6620〉で+193円(+10.51%)の2,030円、3位がカーリットホールディングス〈4275〉で+123円(+9.48%)の1,420円となりました。
一方、値下がり下位は、1位が東洋証券〈8614〉で-29円(-7.46%)の360円、2位がチェンジホールディングス〈3962〉で-81円(-6.20%)の1,226円、3位がチャーム・ケア・コーポレーション〈6062〉で-99円(-5.95%)の1,565円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは137銘柄、年初来安値を更新したのは5銘柄でした。
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