今回は、年齢別に見る「目標資産」の算出方法をご紹介します。※本連載は、不動産投資家として活躍する台場史貞氏の著書、『妻を社長にしてワンルーム経営』(かんき出版)の中から一部を抜粋し、サラリーマンでもできる「東京の中古ワンルーム投資」の手法を紹介します。
ワンルーム投資で幸せになる…何を「指標」とするか?
15戸のワンルーム投資を行ってきた経験を踏まえて、私なりに「ワンルーム投資で幸せになる指標」を下記図表のように算出してみました。計算式の数値は私が自分の実感としてはじき出したもので、明確な根拠のあるものではありません。あくまで目安としてご覧ください。
[図表]ワンルーム投資で幸せになる指標
「10年後までに到達しよう」と心がける
それぞれの年齢でYまで到達していなくても、「10年後にはYに向けてがんばろう」と心がけてみてください。夫のサラリーマン収入だけでは到達が困難かもしれませんが、ワンルーム投資が加われば、前述した不動産の加速度により、確実に実現できます。
この指標で判断する限り、「60歳で資金が100万円しかないけれど、ワンルーム投資でなんとかしたい」といわれても、それはムリです。別の方法を考えないといけません。
ただし、資金がなくとも資産はある、という人は別です。その額によっては、取り得る対応があるはずです。
不動産投資家
昭和33年、愛知県瀬戸市出身。名古屋の理系大学卒業後エンジニアとして就職するが、自分では回避できない理由が発生し、3度の転職しながら4つの会社を渡り歩く波乱万丈のサラリーマン人生を経験。バブル期の前後当時“財テク"言われていた金融商品を中心に株式・金投資を交えて運用を始める。
会社に依存し過ぎた自分の経済状況から脱却すべく2004年に安全性を重視した中古マンション投資を開始。現在15戸のマンションを保有し手取り50万円/月以上の不労所得を確保しながらサラリーマンを継続中。
2012年に税金対策として妻を社長としたサブリース会社を設立。不動産会社のセミナー投資家のひとりとして100回以上登壇し、相談に来られた方を幸せに導くことをライフワークとして活動中。趣味は卓球。上級スポーツ指導員の免許を持つ。家族は妻と2人の息子、自分の両親を加えた6人家族。月に手取り100万円の不労所得の確保と、年間3か月程度のハワイ長期滞在を夢見る。
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連載ワンルームマンション投資で「会社に頼らない生活」を実現する方法