〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:ニッコンホールディングス〈9072〉……前日比+374円(+12.15%)
【事業内容・特色】
ホンダ軸に完成車輸送首位。自動車部品等の倉庫や梱包事業、テスト事業も展開。累進配当(四季報オンラインより抜粋)
【売買材料】
日野自動車と損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険の株主3社による売り出しを通過(6月20日が売渡期日)。株価の割安感などに着目した買いが増加している模様。
2位:サンケン電気〈6707〉……前日比+739円(+11.34%)
【事業内容・特色】
パワー半導体大手。米子会社アレグロが稼ぎ頭、車載、白物家電向けアジア市場強化、産機向けも(四季報オンラインより抜粋)
【売買材料】
6月19日の取引終了後、旧村上ファンド系投資ファンドのエフィッシモ・キャピタル・マネージメントが同社の株式保有比率を従来の19.16%から20.18%に高めたことが明らかに。この買い増しを受けて株式価値向上を期待した買いが入った模様。
3位:藤田観光〈9722〉……前日比+800円(+9.88%)
【事業内容・特色】
名門宴会場『椿山荘』運営。ホテル椿山荘東京やビジネスのワシントンホテル、箱根リゾートも(四季報オンラインより抜粋)
【売買材料】
2024年12月期業績の増額修正期待が台頭。「会社四季報」24年夏号の記載が手掛かり材料になっているとみられる。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:ドリームインキュベータ〈4310〉……前日比-195円(-8.71%)
【事業内容・特色】
大企業向け戦略コンサルが柱、新規事業支援に強み。投資事業も。電通グループ持分適用会社(四季報オンラインより抜粋)
【売買材料】
当日は特段材料見当たらず。一部では6月17日(月)に開催された当社の株主総会に否定的な意見も。
2位:FPパートナー〈7388〉……前日比-178円(-6.83%)
【事業内容・特色】
生保軸の訪問型乗り合い代理店を展開。来店型店舗も。会社が集客、営業社員は募集と分業体制(四季報オンラインより抜粋)
【売買材料】
前日の騰落率ワースト1位。6月19日、東洋経済オンラインが「保険販売(募集)を委託している生命保険各社との取引をめぐって、金融庁が実態調査に乗り出していることがわかった」と報じ、売りが続いている。
3位:コーセル〈6905〉……前日比-93円(-6.81%)
【事業内容・特色】
産業機器向け等スイッチング電源の標準品で国内2位。台湾LITE‐ON社が筆頭株主に(四季報オンラインより抜粋)
【売買材料】
6月19日に連結決算を発表。24年5月期は売上高、営業利益、経常利益、純利益いずれも過去最高を更新した一方、25年5月期は前期比30.6%減の54.4億円に落ち込む見通しとなり、これが嫌気された模様。
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