コミュニティの仲間が出資すれば、「持ち出し0」で開業も
コミュニティが大きくなれば、ビジネスの可能性はいくらでも広がっていきます。たとえば、たくさんの会社が誕生しているから、それを世の中に宣伝する広告代理店を作れば、うまくいくのではないかとか。あるいは、引っ越しは手間と費用が大変だろうから、コミュニティ内で不動産会社を立ち上げれば役立つのではないかとか。
どのビジネスも、コミュニティの需要で、採算はとれる可能性が高いのです。さらにコミュニティを超えた営業をすれば、売り上げ、利益ともに桁を変えることができます。コミュニティの役に立つ新プロジェクトであれば、仲間たちが「投資」をすればよいのです。
新プロジェクトは、それを考えた仲間が仕切ればよい。その仲間は信用できる。それで最終的には、投資した全員が儲かっていく。華僑やユダヤ人コミュニティが成功者を多く輩出するのは、皆がこんな「投資家」の発想をするからだと思います。
嶋村 吉洋
実業家。投資家。映画プロデューサー
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