「予算オーバー」撲滅のためのざっくり計算式
家づくりのための費用は、大きく「土地」と「建物」にわかれます。土地に関しては、土地の代金以外にも、仲介手数料や移転登記費用、印紙代、固定資産税の精算などの費用が発生します。
土地自体は非課税ですが、諸経費には税がかかってきます。目安としては、土地代の8〜10%の諸経費が発生すると考えておくといいでしょう。
建物は、本体価格に加え、建物付帯工事費用、諸費用、さらに消費税も数百万円の額になります。
大まかな目安として、本体価格の1.5倍に消費税を足した金額を建物の総予算と想定するといいと思います。
たとえば、1,500万円の土地に、2,000万円の家を建てるなら、土地代に経費が乗って1,620万円。建物は経費込みで本体価格の1.5倍で3,000万円+消費税。トータル4,920万円まで膨れていきます。
なお、実際に現金がいるタイミングとしては、売買契約の段階で手付金と仲介手数料の半分を支払うことが一般的です。この時点ではローンが下りておらず、支払いは自己資金で賄うか、金融機関のつなぎ融資や分割融資を利用することになります。