(※写真はイメージです/PIXTA)

勝ち投資家と負け投資家のポートフォリオを比較してみると、そこには歴然とした差が見られます。本記事では『決算書3分速読から見つける10倍株ときどき50倍株 2年で資産を17.5倍に増やした元証券マンの投資術』(KADOKAWA)から、著者の〈かぶカブキ氏〉が、両方の差は一体何なのかを紐解くとともに、「勝ち組のポートフォリオ」になるための方法を解説します。

勝ち組のポートフォリオの作り方

それでは、勝っている投資家のポートフォリオはどうなっているのでしょうか。基本的には、負け組と正反対の状態です。要するに、ほとんどが含み益の銘柄で構成されています。含み損になっている銘柄もありますが、その含み損の額は小さいのが特徴です。

 

これは、上がる銘柄を的中させてすべての投資に成功しているから、というわけではありません。勝ち組投資家であっても、含み損を抱えることは日常茶飯事です。

 

しかし彼らは含み損の額が一定の水準に達したら必ず損切りをするので、大きな含み損を抱えた銘柄がポートフォリオに残っていることがないのです。

[図表2]※一部を抜粋(書籍では全体を掲載しています)
 

僕の場合は、含み損が終値で8%以上に達したら基本的に損切りするので、このルールを守っている限りポートフォリオの中に8%以上の含み損を持つ銘柄が存在することはありません。

 

損切りをするときに一切の精神的ダメージを受けないと言ったら嘘になりますが、毎日持ち株の状況をチェックする際に、ポートフォリオの中に大きな含み損を抱える銘柄がないというのは非常に気分が良く、精神衛生上とても健全です。

 

こうしておけば損失の額は8%以下に抑えられるのに対し、利益をできるだけ引っ張るので、トータルではプラスになります

 

こうした投資行動は本能や感情と逆を行く行動なので、言葉にするほど簡単ではありません。実際、頭ではわかっているけどできない、トライしたけれどできなかった、という人は多いです。

 

それでも、あきらめないでください。これまでどうしてもできなかったという人でも、あきらめずにトライすることでできるようになります。

 

僕は株式投資のオンラインサロンを運営していますが、その中にはこれまで損切りができずに損失を拡大させてきたけれど、損切りができるようになってパフォーマンスが大きく改善したという人が何人もいます。

 

かぶカブキ

元証券マンの個人投資家

 

※本記事は『決算書3分速読から見つける10倍株ときどき50倍株 2年で資産を17.5倍に増やした元証券マンの投資術』(KADOKAWA)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。

 

 

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