2月26日の日経平均株価は、前日比135.03円高の39,233.71円で取引を終えました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが121銘柄、値下がりが102銘柄、変わらずが2銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、ファーストリテイリング〈9983〉、中外製薬〈4519〉、第一三共〈4568〉、信越化学工業〈4063〉、テルモ〈4543〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、東京エレクトロン〈8035〉、KDDI〈9433〉、レーザーテック〈6920〉、SCREENホールディングス〈7735〉、ソニー〈6758〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は18億4,200万株と前日と比べて増加した一方、売買代金は5兆1,119.43億円となり、前日と比べて減少。
業種別では、医薬品、精密機器、銀行業、小売業、その他金融業などが上昇した一方、海運業、鉱業、パルプ・紙、倉庫・運輸関連業、食料品などが下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が三井E&S〈7003〉で+300円(+20.78%)の1,744円、2位がウエルシアホールディングス〈3141〉で+441円(+17.22%)の3,002円、3位がブレインパッド〈3655〉で+240円(+16.22%)の1,720円となりました。
個別では、三井E&Sが連日買われています。バイデン米大統領による「港湾施設や設備についてサイバーセキュリティー対策強化」の大統領令を受けて、時事通信が先週22日に「船舶エンジンなどを手掛ける三井E&Sの米国子会社は、政府支援を踏まえ、クレーンの米国内生産を再開する方針を示した」と報じたことから、同社の売上増が期待されているようです。
一方、値下がり下位は、1位がイトーキ〈7972〉で-178円(-9.62%)の1,673円、2位が大阪ソーダ〈4046〉で-680円(-5.90%)の10,850円、3位がKADOKAWA〈9468〉で-164円(-5.33%)の2,915円で取引を終えました。
なお、年初来高値を更新したのは197銘柄、年初来安値を更新したのは7銘柄でした。
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