2月22日の日経平均株価は、前日比836.52円高の39,098.68円で取引を終えています。これで、1989年12月の大納会以来、終値としての史上最高値を更新しました。日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がりが170銘柄、値下がりが54銘柄、変わらずが1銘柄。
日経平均株価の寄与度上位は、東京エレクトロン〈8035〉、ファーストリテイリング〈9983〉、アドバンテスト〈6857〉、ソフトバンクグループ〈9984〉、信越化学工業〈4063〉となり日経平均を押し上げた一方、寄与度下位は、中外製薬〈4519〉、KDDI〈9433〉、アステラス製薬〈4503〉、ファナック〈6954〉、電通〈4324〉となりました。
また、東証プライム市場の売買高は17億6,900万株、売買代金は5兆5,622.68億円となり、前日と比べて増加。
業種別では、電気機器、輸送用機器械、機械、石油・石炭製品、鉱業などが上昇した一方、医薬品、サービス業が下落しました。
東証プライム市場の個別銘柄の値上がり上位は、1位が三井E&S〈7003〉で+300円(+26.22%)の1,444円、2位が八洲電機〈3153〉で+235円(+17.63%)の1,568円、3位がマーキュリアホールディングス〈7347〉で+115円(+15.35%)の864円となりました。
一方、値下がり下位は、1位がグリー〈3632〉で-39円(-7.40%)の488円、2位がイトーキ〈7972〉で-135円(-6.80%)の1,851円、3位がシンクロ・フード〈3963〉で-37円(-5.14%)の683円で取引を終えました。
SNSサイト「GREE」を運営するグリー(3632)は、昨日の取引終了後に「普通株式800万株の海外売り出し」を発表。当社の創業者に次ぐ第2位の大株主であるKDDI〈9433〉が保有する全株式を売り出すということで、短期的な需給悪化が懸念されたとみられています。
なお、年初来高値を更新したのは126銘柄、年初来安値を更新したのは10銘柄でした。
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