“無表情のイケメン”と“笑顔の普通の人”が食べ物を売ると…
私は、人との出会いや仕事ということにおいて、常に「楽しい感」の気配をつくることを心がけています。
楽しそうにしていると、自然に人が集まってくるものです。
以前、あるおもしろい実験の話を聞いたことがあります。
それは、すごいイケメンと普通の人が同じ食べ物を売るというものですが、そのとき、イケメンは笑わず無表情で売る、そして普通の人が笑顔で売ると、やはり笑顔で売っている人のほうに人は列をつくるというものでした。
これは脳科学的な視点から見ると、「何かこの人楽しそう」、あるいは「笑顔の人が売るもののほうが美味しそう」と脳が感じる共感回路の働きによるものです。
人は、相手の感情が移るものなので、「ぶすっ」としている人よりもニコニコ笑っている人のところに行ったほうが幸せに感じるわけです。
そして、「またあそこに行けば幸せになれるかもしれない」と思ってもらうところから、リピーターが生まれてくるのです。
また、接客するほうの人も、「来た人に幸せな気持ちになって帰ってもらう」という考えでいれば、おのずと上機嫌になってきます。
いつも上機嫌でいれば人もお金も集まってくる
私はいろいろな人と対談する機会に恵まれるのですが、そのとき最も意識するのは、相手の1番いいところを引き出すということです。
そのためには、やはり自分自身が上機嫌に振る舞うことが何よりも大切だと考えています。相手に「この人はおもしろそうだな」と思ってもらえれば、人は集まってきます。人が集まってくるということは、そこにお金も集まってくるということになるのです。
さらにいえば、今はSNSの発達もあり、人と人、企業と企業がつながりやすい時代です。このようなネットワーク社会においては、コミュニティこそがお金を生むものだと考えます。
だからこそ、やはり上機嫌にしているとお金が集まってくるというのは、きっと正しいことなのだと思います。
脳科学者
茂木 健一郎
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