(※写真はイメージです/PIXTA)

下流老人、老後破産…なんとも辛い言葉が多くなった昨今。老後の必要なお金、貯められていますか? 本記事では、『家計調査年報』(令和4年)より高齢者のリアルを追っていきましょう。

60歳代の金融資産保有額平均「1,960万円」だが…

高齢者の貯蓄状況、金融広報中央委員会『家計の金融行動に関する世論調査』[単身世帯調査]令和4年調査結果によると、60歳代の金融資産保有額平均は「1,960万円」。ちなみに中央値は「950万円」です。この金額では、依然として赤字暮らしが続いてしまうことがわかります。

 

もちろん、上記の計算は概算値。新卒から定年までしっかりと勤め上げた人であれば、厚生年金と国民年金をあわせて20万円程度は受け取ることができますから、日銭に困る、ということは少ないでしょう。加えて人生100年時代、「65歳のときの支出」と「85歳のときの支出」では、金額も内訳も大きく変わります。

 

コロナ禍、先の見えない日々が続きますが、老後資金は早くから準備するに越したことはありません。たとえば日本年金機構の運営する「ねんきんネット」では、将来受け取れる年金額を試算することができます。「いくら足りないのか?」を把握するためにも、まずは自分が「いくらもらえるのか?」、調べてみるのも一手です。

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