終活で「ライフプラン」を立てるメリット

今回は、終活で「ライフプラン」を立てるメリットについて見てきます。※本連載は、NPO法人ライフデザインセンターの編著、『旅立ちのデザイン帖―あなたらしい“終活"のガイドブック』(亜紀書房)の中から一部を抜粋し、「終活」に向けた各種の生前準備についてご紹介します。

余裕を持ち、いつでも使える資金を確保するには?

旅立ちの人生計画シートをつくることを通して、あなたのこれからの人生の必要資金が見えてきます。ただ、必要資金がギリギリまかなえそうだからといって安心してはいけません。人生はいつ不測の事態が起こるかわかりません。いざというときのために、ある程度余裕を持って、いつでも使える資金を確保しておくのが望ましいでしょう。これを「安全率」といいます。

 

そうした安全率を見込んだうえで、あなたの資金に余裕ができたときは、楽しみのためにもっと旅行を増やそうとか、社会貢献のために寄付しよう、あるいは災害の義援金などに協力しよう、などということもできるようになります。

生活にハリと力を与える「ライフプラン」の立案

さて、これまで人生の棚卸しとライフプランの立て方についてご説明してきました。自分自身のライフプランを立てるためには、たとえば介護費用はどのくらいかかるのか(「介護保険について」)、葬式にはいくらかかるのか(「葬儀の流れと死後のあれこれ」)など、たくさんの知識が必要になってきます。この本はそれらの基本的な知識を、できるだけわかりやすくお伝えするために書かれています。

 

ライフプランを立てることの大切さは、お金の不安や生活の不安を解消するためだけではありません。こうしたことにあなたが関心を持ち、勉強することは、あなた自身の生活にハリと力を与えることにもつながるでしょう。

 

もっとも大事なことは「残された人生をいかに楽しんで生きるのか」ということです。そして、あなたが自分のためのライフプランを立てることは、その過程で、自身が「どんな人生を生きていきたいのか」を考えるためのよいきっかけにもなることでしょう。

2001年6月に長野県で発足したNPO法人。自分らしく生きようとする人々に支援を行うことを目的として、主に高齢期の人々を対象とした活動を続ける。情報提供やセミナーおよび講演会の開催、各種の相談、講師派遣、成年後見人に関する事業や居宅介護支援事業などを行っている。弁護士、医師、司法書士、税理士、社会保険労務士、住職、牧師、ファイナンシャルプランナー、ケアマネージャーなどの専門家が理事として関わっている。2002年には「エンディングノート」の先駆けとして、『旅立ちデザインノート』『旅立ちアレンジ』を発行。現在、長野県長野市と松本市に事務所がある。代表理事は久島和子氏(写真)、小川和子氏、鈴木秀一氏の3名。

著者紹介

連載今からはじめる“終活”ガイド

旅立ちのデザイン帖 あなたらしい“終活"のガイドブック

旅立ちのデザイン帖 あなたらしい“終活"のガイドブック

NPO法人 ライフデザインセンター

亜紀書房

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