(※写真はイメージです/PIXTA)

『平成30年住宅・土地統計調査結果』(総務省統計局)、『令和4年度 住宅市場動向調査』(国土交通省)とともに、日本の住宅とお金事情について見ていきます。

「借家」の家賃はいくら?…問われる「住まいの選択」

■借家の家賃は5万5,675円

 

『平成30年住宅・土地統計調査結果』(総務省統計局)に戻り、最後に借家の居住事情について見ていきましょう。借家の1ヵ月当たり家賃・間代は平均5万5,675円となっており、住宅の種類別にみると、「専用住宅」が5万5,695円、「店舗その他の併用住宅」が5万1,247円と続きます。

 

専用住宅における1畳当たり家賃・間代は3,074円。これを住宅の所有の関係別にみると、「民営借家(非木造)」が3,832円と最も高く、「都市再生機構(UR)・公社の借家」3,526円、「民営借家(木造)」2,580円と続きます。

 

■持ち家?賃貸?新築?中古?

 

2022年『国民生活基礎調査の概況』(厚生労働省)によると、日本の平均世帯年収は545万7,000円です。月収ベースではざっと月45万円ということになります。

 

さまざまな側面から日本の住宅事情について見ていきましたが、収支の面と照らし合わせて、妥当と感じる数字でしょうか。暮らし方は実にさまざま。資金繰りを調整しつつ、最適な選択肢を取ることが求められます。

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