手取り25万円でも資産1億円の富裕層になれた!
「資産1億円の富裕層なら誰でもなれる」と聞いて、「自分には無理だ」とページを閉じようとしたあなた。ちょっと待って。そんなあなたに難しいことは何ひとつせずに資産1億円を達成できる方法を知ってほしい。
僕の書籍『ズボラな人でもお金が増える 漫画 インデックス投資一択で億り人』では、資産1億円を達成するためのステップを「3つのルール」として紹介している。これらのルールを理解し、実践していけば、あなたは資産1億円の富裕層になれる。会社に行くのが嫌すぎて辞めたニートの僕が言うのだから間違いない。
僕は27歳から積立投資を始め、40歳で資産5000万円を達成。下図は、元々の積立計画だ。投資を始めたときの手取りは残業代含め25万円と、決して給料が高かったわけではない。それでも計画より早く5000万円の資産を13年で築けた。
ここからスタートアップ投資(新ビジネスで社会に変革を与える可能性がある成長企業への投資)に挑戦して、資産35億円の超富裕層になるわけだが、計画どおりに積み立てをしていれば、58歳で資産1億円に到達していた。
超面倒くさがりで、手取り25万円の会社員でも、資産1億円以上の富裕層になれたんだ。あなたにもきっとできるはずだ。そして、僕が会社員時代にはなかった「新NISA」という制度もある。これを使いこなせれば、億り人までの最短ルートを走り抜けられるはずだ。
「毎月いくら積み立てればいい?」→目標額で決めればOK!
いざ、積立投資を始めようと思っても、「いくら積み立てればいいのか」という疑問にぶつかるのは当然のこと。積立金額に悩んだときは、シンプルに目標金額と積立年数から逆算するといい。
子どもの頃を思い出してみよう。5000円のゲームがほしいときに、毎月500円ずつ貯金していけば、10ヶ月で買えたでしょ?それと同じ。老後までに5000万円を準備したいのなら、毎月10万円の貯金をすれば、42年で達成できる。
たとえば、この10万円を貯金ではなく、オルカンへの積立投資で運用利回り(運用資金に対する年間損益の割合)4%で資産運用を続けていけば、約25年で5000万円まで到達する。
どれだけ長い道のりも、ゴールが決まっていれば、そこを目指して走っていける。そのモチベーションを保つために目標金額と積立年数を明確にする。目標金額と積立年数は、「いつまでに貯めるのか」と「毎月いくらまでなら投資できるのか」から逆算すれば簡単に決められる。
たとえば、1億円の資産を40年で築くために必要となる毎月の積立額は「約8.6万円」だ(運用利回り4%)。「8.6万円」が現実的でないなら、目標金額を少し下げたって構わない。あなたがお金を貯めたい理由は「1億円の資産を築くこと」ではなく、「安心して楽しく暮らすお金を持つこと」のはず。
ここでは、1億円を目標にしたときに必要な積立年数を紹介する。
目標金額・1億円の場合
下図は、1億円の資産を築くのに必要な毎月の積立金額と、積立年数を示したもの。運用利回り(運用資金に対する年間損益の割合)を4%、分配金は再投資(受け取った分配金で投資信託を再購入すること)する想定でシミュレーションしている。
この図の使い方はこうだ。
・ 「積立年数を基準」にするケース:積立投資を続けられる年齢から、現在の年齢を差し引いた年数の積立金額を確認する。
たとえば、毎月の積立可能額を10万円とした場合、1億円に到達するために必要な積立年数は37年となる。現在の年齢が30歳であれば、67歳になるまで積み立て続けることになる。現在の収入を67歳まで維持できれば問題ないが、退職や転職によって積立投資が難しくなることも想定して、この年数でいいか見定めよう。
※書籍では1億円以外に5000万円、2000万円のシミュレーションも掲載。
マサニー
資産35億円ニート
※本記事は『ズボラな人でもお金が増える 漫画 インデックス投資一択で億り人』(KADOKAWA)の一部を抜粋し、THE GOLD ONLINE編集部が本文を一部改変しております。
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