(※写真はイメージです/PIXTA)

投資の初心者にとって、初めての投資信託は何に気を付けたらいいのかわからないですよね。ファイナンシャルプランナーの湯之前敦さんは著書『いちばんカンタン! 投資信託の超入門書 改訂版』(高橋書店)のなかで5つのルールを提示。今回は5つめのルール、「地政学リスクにも注意」を紹介します。

「為替ヘッジあり」「なし」がある

投資信託には国際(外国)型と呼ばれるものがあり、アメリカやヨーロッパなどの先進国、インドや中国といった新興国など、ファンドによってさまざまな国や地域の金融商品を対象にしています。

 

外国に投資をする場合は、為替変動の影響に注意が必要です。

 

国際型投資信託には、為替の影響を回避する「為替ヘッジあり」と、回避しない「為替ヘッジなし」があります。

 

「為替ヘッジあり」の投資信託を選べば、為替変動の影響を回避できますが、運用効率は低くなります。また、円安時の為替差益も受けられなくなります。

世界情勢が投資に与える影響

 

また、国際型投資信託では「地政学リスク」にも注意が必要です。

 

地政学リスクは、国や地域間の対立などにより経済の先行きが不透明になり、株式や債券などの価格の乱高下を招くリスクで、投資のさまざまなリスク要因の中でも、金融市場の状況を一変させ、投資家に大きなダメージを与える危険性があります。

 

地政学リスクが高まることにより、為替レートも大きく変動することがあります。為替変動の影響を極力減らしたいと考える人は「為替ヘッジあり」を選ぶとよいでしょう。

 

 

湯之前 敦

ファイナンシャルプランナー(AFP)、国際テクニカルアナリスト連盟認定テクニカルアナリスト

 

2025年2月8日(土)開催!1日限りのリアルイベント
「THE GOLD ONLINE フェス 2025 @東京国際フォーラム」
来場登録受付中>>

 

注目のセミナー情報

​​【税金】11月27日(水)開催
~来年の手取り収入を増やす方法~
「富裕層を熟知した税理士」が考案する
2025年に向けて今やるべき『節税』×『資産形成』

 

【海外不動産】11月27日(水)開催
10年間「年10%」の利回り保証
Wyndham最上位クラス「DOLCE」第一期募集開始!

 

​​【事業投資】11月28日(木)開催
故障・老朽化・発電効率低下…放置している太陽光発電所をどうする!?
オムロンの手厚いサポート&最新機種の導入《投資利回り10%》継続を実現!
最後まで取りつくす《残FIT期間》収益最大化計画

※本連載は、湯之前敦氏による著書『いちばんカンタン! 投資信託の超入門書 改訂版』(高橋書店)より一部を抜粋・再編集したものです。

人気記事ランキング

  • デイリー
  • 週間
  • 月間

メルマガ会員登録者の
ご案内

メルマガ会員限定記事をお読みいただける他、新着記事の一覧をメールで配信。カメハメハ倶楽部主催の各種セミナー案内等、知的武装をし、行動するための情報を厳選してお届けします。

メルマガ登録