投資する目的をハッキリさせよう
fumicoさん「新名さんと井出さんが投資をする目的って何ですか?」
井出さん「えっ!? それは考えたこともなかったな……。お金はあればあるほどいいな~と思って」
fumicoさん「実は、『目的』はかなり重要なんです。お金を貯める時に限らず、本来は目的(ゴール)→目標→手段(ツール)の順で考えますが、『とにかく投資を始めたい』と『手段』からスタートする人も多いんです」
新名さん「目的と目標って何が違うんですか?」
fumicoさん「例えば、英語の例で考えてみましょう。『英語を話せるようになりたい!』と思うとして、それが『グローバルに活躍するため』であれば、これが『目的』といえます。そのために『毎年TOEICテストを受け、800点以上を取る』といった『目標』を立てることになりますよね」
井出さん「それ、私です! 海外転勤があるかもしれないから、英字ニュースを読んだり、オンラインのレッスンを受けたりしてます」
fumicoさん「それが目標達成のための『手段』ですね。『手段』を通して『目標』達成を積み重ねることで、『目的』にたどり着けます」
新名さん「『とりあえずTOEIC受けてみよう』と思うよりは、目的がはっきりしてる分、がんばれそう」
fumicoさん「投資も同じで、自分の人生にどのように役立てるかが大事なんです。『何となく投資を始めてみようかな』よりも、『リモートワークもできる広さの住宅を購入する』『子ども2人の大学までの教育資金を貯める』など『目的』をハッキリさせて、
・5年後までに住宅資金を〇〇万円
・子どもの教育資金を10年以内に△△万円
・老後のために30年間で☆☆万円
など具体的な『目標』に落とし込む」
井出さん「夢はBigに! ということで、大きな目標の方がいいですか?」
fumicoさん「大きすぎると達成までに時間が掛かりますから、まずは数年以内に達成できそうなものや、小さな目標をいくつか立てるのもいいですね」
新名さん「つい、『投資をすること』がゴールだと思ってしまいそうになるけど」
fumicoさん「本来、投資というのはお金を増やし、自分の理想とする人生を送るための“ツール”。『投資をすること』がゴールになってしまうと、『始めたこと』で満足してしまいます」
井出さん「でも口座だけ開いて力尽きる人も結構多い気がする!」
fumicoさん「実はNISAでも、『口座を開いたものの、1年間で1度もNISA口座での購入をしていない人』も結構多いんですよ」
新名さん「口座は開いたものの、買いたい投資信託や株式がなかったのかも?」
fumicoさん「もちろんそういうケースもありますが、『口座を開いて満足してしまった』という方もおられるかもしれません。スタート地点で立ち止まってしまう人も多いので、気を付けるようにしてくださいね」
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