健康であってこそのお金
「健康が損なわれると、お金から価値を引き出す能力が下がる」と話してくれたお金持ちがいました。
たとえば、登山の技術が100点満点に身に付いていたとしても、高齢で足腰が弱くなってしまったら、せっかくお金をかけて登山をしてもその技術をフルに発揮できません。
一方で、たとえ技術が50点しかなくても、五体満足で健康な人のほうが、同じお金をかけて登山をした場合に得られるものは多いでしょう。
つまり、お金をより効果的に使うには、健康をおざなりにできないのです。現在の自分と、20年後の自分を比較してみたとき、より効果的にお金を使えるのは健康である現在の自分です。
このことを理解しているお金持ちは、お金の価値を引き出せる心身を維持するために「健康」への投資を惜しみません。
具体的にどのようなことにお金を使っているのかいくつか紹介しましょう。
《食事》
多くのお金持ちは、健康を考えるうえで食べ物にこだわっています。食材の成分・産地を吟味し、栄養バランスを考えて適量以上に食事をとらないお金持ちが多いです。
また、白砂糖をとりすぎない、油にこだわるなど、エビデンスに基づいた健康食を取り入れている人もいます。
これまで多くのお金持ちとお会いしてきましたが、「暴飲暴食」をしているお金持ちは一人もいませんでした。
暴飲暴食は将来の健康を害します。何事も合理的に考えるお金持ちは、いっときの快楽に溺れないよう心がけているのでしょう。
《寝具》
睡眠は健康維持と体力回復のために極めて重要な要素です。そのことをよく理解しているお金持ちは、睡眠の質を上げるために寝室や寝具にもこだわることが多いです。
寝具は一概に高価な羽毛布団を使っているわけでなく、それぞれが自分の身体に合ったこだわりの寝具を利用しています。
横向きに寝ることが多いあるお金持ちの方がこだわっていたのは「抱きまくら」でした。より快適な抱きまくらを求めて、常に新商品をチェックしているそうです。
《履物》
意外なところでは、履物もお金持ちの健康へのこだわりを感じさせるアイテムです。
あるお金持ちは、外で人と会うときはピカピカに磨き込まれた革靴を履いています。
しかし普段使いの靴は地下足袋です。昨今の地下足袋は、底にゴムが貼り付いていて歩きやすく、足に圧迫感もないので疲れにくいそうです。そのため、健康にこだわる一部のお金持ちに人気があります。
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