「何を買っていいかわからない」なら、「投資信託」
「初めてなのでどう投資したら良いのか分からない」「投資する金額が大きいので、自分のお財布ではどうにもならない」という理由で株式投資ができないというのであれば、日経平均などインデックス(市場全体を代表する指数をベンチマークとし、連動する投資)の「ETF」(上場投資信託)や、「投資信託」を活用するという手があります。
投資信託は証券会社だけでなく、銀行でも広く取り扱われています。あるいはインターネット証券会社ではたくさんの種類を扱っているので、一度、ホームページをチェックしてみても良いでしょう。
投資信託の最大のメリットは、極めて少額の資金で購入できることです。
販売金融機関や、買付の方法によって異なりますが、たとえばインターネット証券会社に口座を開き、毎月の積立投資を選択すると、月々1,000円を銀行口座から自動引き落としで積立購入できるところもあります。
あくまでも積立投資がお勧めですが、一口購入するとしても、1万円くらいから買い付けることができます。ちなみに投資信託には「月次レポート」など、ファンドマネジャーが作成したレポートが発行されており、ネットで誰でも閲覧できます。
これは、直近でどのような銘柄が組み入れられているのかを組入比率上位10銘柄くらいまで開示していたり、あるいは、ファンドマネジャーが今のマーケットについてどのような見方をしているのかが書かれていたりします。
これを読むだけで、ファンドマネジャーがどういう基準で銘柄を選んでいるのか、マーケットの先行きも含めて、どのような見方をしているのかなどが分かります。それだけでも近い将来、株式投資をするうえで参考になるはずです。
また、これから株式投資を始めるにあたっては、インデックス型ファンドももちろんおすすめですが、ぜひとも「アクティブ型ファンド」の検討をお勧めします。
アクティブ型ファンドは、ベンチマークを上回るリターンを実現するために、ファンドマネジャーが常に高い付加価値を提供している企業を選別して、ポートフォリオに組み入れる努力を積み重ねています。それだけに、個人が株式投資をするうえで参考になる部分も多いのではないかと思うのです。
とにかく、どのような形からでも良いので、株式市場に参加することを考えてみて下さい。
注目のセミナー情報
【資産運用】5月8日(水)開催
米国株式投資に新たな選択肢
知られざる有望企業の発掘機会が多数存在
「USマイクロキャップ株式ファンド」の魅力
【国内不動産】5月16日(木)開催
東京23区×新築×RC造のデザイナーズマンションで
〈5.5%超の利回り・1億円超の売却益〉を実現
物件開発のプロが伝授する「土地選び」の極意