「髪の毛の色」と「肌の色」が近いと目立たない
日本人などアジア系の男に比べて、白人の男は薄毛を気にしないようです。
サッカーの鹿島アントラーズでかつて活躍したアルシンド選手などは、むしろ自分の河童ハゲを売りにして、ものすごく親しまれていました。
最近気になる人物と言えば、畏れ多くもイギリス王室のウイリアム王子。王子は明らかに薄毛ですが、全然頭を隠される様子はありませんね。それでもハンサムでかっこいい。
思えば、ウイリアム王子に限らず、髪の色が薄い外国人の薄毛やハゲは、見た目にもあまり目立ちません。
彼らのハゲが気にならないのはなぜかと言うと、髪の毛の色と肌の色が近いからなのです。
それに対して日本人のハゲは、肌が黄色、髪の色が黒なので、もう「見てくれ」と言わんばかりのコントラストが冴えわたります。
黄色と黒って言ったら、代表的なのは工事現場の標識の色です。人に注意を促し、否がうえにも目を引く組み合わせ。それが、日本人のハゲの目立ちやすさを構成している大きな要素です。
金髪に染めたうえで、坊主頭にする戦略
金髪だったら、そんなに目がチカチカしないし、ウイリアム王子のように〝“堂々とイケる”わけなんですね。
ということは……?
はい、お気づきと思いますが、日本人がハゲたとき、それを目立たなくする究極の髪型といったら、「スキンヘッド」か「金髪」に尽きます。
髪を金髪にしているのは、昔なら不良中学生でしたが、今はチョイ悪オヤジです。タレントで言うと、春風亭小朝さん、小堺一機さん、所ジョージさんなどが、金髪に染めていらっしゃいます。
ただし、これは彼らがハゲだと言っているわけではありませんよ。
「ああいう髪型にすれば、ハゲも目立たないよ」という意味です。
最近は、白髪を黒く染める以外にも、髪を染める大人が珍しくなくなりました。ですので、日本人も金髪とか銀髪に染めちゃえば、バレにくいということは言えるわけです。
カラーリングは頭皮にも負担がかかるし、手入れも大変です。ですが、金色に染めたうえで坊主頭にすれば、薄毛が目立たない髪型としては、もう完璧ですね。